平成29年度 問題1論点:施工経験記述重要度 A未着手

経験記述(安全管理)

これは2級電気工事施工管理技士 第二次検定 平成29年度(2017年11月12日(日)実施) 問題1の問題です。論点は「施工経験記述」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘が読めます。

あなたが経験した電気工事について,次の問に答えなさい。

1-1 経験した電気工事について,次の事項を記述しなさい。

(1) 工事名

(2) 工事場所

(3) 電気工事の概要

(4) 工期

(5) この電気工事でのあなたの立場

(6) あなたが担当した業務の内容

1-2 上記の電気工事の現場において,安全管理上あなたが留意した事項とその理由を2つあげ,あなたがとった対策又は処置を留意した事項ごとに具体的に記述しなさい。

解答欄

0 / 40 字
0 / 30 字
0 / 120 字
0 / 30 字
0 / 20 字
0 / 40 字
0 / 80 字
0 / 100 字
0 / 80 字
0 / 100 字

ご自身が担当した工事について書きます。本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で記述例と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

経験記述は、受検者が自分の工事について書く問題です。記述例は書き方の参考として見てください。

正解

1-1 (1) 工事名の記述例

(仮称)○○ビル新築工事のうち電気設備工事

21 字
別解

○○工業株式会社△△工場増築電気設備工事

○○市道△△線道路照明設備工事

1-1 (2) 工事場所の記述例

○○県△△市□□3丁目

11 字
別解

○○県○○郡△△町大字□□

○○県△△市□□地内

1-1 (3) 電気工事の概要の記述例

S造地上5階,延べ面積3,600m²,キュービクル式受変電設備(6.6kV,500kVA)1式,幹線・動力設備,電灯コンセント設備,構内情報通信設備

74 字
別解

S造平屋,延べ面積2,400m²,高圧配電盤2面と変圧器(300kVA)の増設,動力設備(電動機28台)一式,幹線ケーブル1,100m

LED道路照明灯(ポール高さ10m)36基,地中管路(波付硬質合成樹脂管)1,400m,ハンドホール18基,引込柱2基

1-1 (4) 工期の記述例

平成28年4月~平成29年3月

15 字
別解

平成27年10月~平成28年6月

平成28年7月~平成29年2月

1-1 (5) この電気工事でのあなたの立場の記述例

主任技術者

5 字
別解

工事主任

現場代理人

1-1 (6) あなたが担当した業務の内容の記述例

電気設備工事全般の施工管理と協力業者の指導

21 字
別解

受変電設備・動力設備工事の施工管理と工場側との調整

工程・安全管理と,道路管理者・警察署との協議

1-2 1つ目 留意した事項とその理由の記述例

天井内の配線作業で脚立や移動式足場を多く使うため,作業員の墜落災害の防止に留意した。

42 字
別解

稼働中の工場内のフォークリフトが通る通路上でケーブルラックを施工するため,車両との接触災害に留意した。

供用中の市道の歩道で掘削とポールの建込みを行うため,通行車両や歩行者に対する第三者災害に留意した。

1-2 1つ目 とった対策又は処置の記述例

高さ2m以上の作業は手すり付きの移動式足場で行わせ,作業前に職長が手すりとキャスターの固定を点検して記録させた。

56 字
別解

作業区域を単管バリケードで囲い,工場側と通行時間を調整して作業中は通行を止め,交通誘導員を通路の両端に配置した。

作業帯を保安柵とセーフティコーンで区画して標識と回転灯を設け,交通誘導員を2名配置して歩行者を安全に誘導した。

1-2 2つ目 留意した事項とその理由の記述例

受電後は一部の幹線が充電された状態で他の配線作業が続くため,充電部への接触による感電災害に留意した。

50 字
別解

既設の高圧配電盤に隣接して増設盤を据え付けるため,既設盤の充電部への接近による感電災害に留意した。

クレーン付きトラックで照明ポールを建て込むため,つり荷の振れや架空電線への接触による災害に留意した。

1-2 2つ目 とった対策又は処置の記述例

充電範囲を図面で全作業員に周知し,充電部に絶縁用防具と「充電中」の表示を設け,作業前に検電を徹底させた。

52 字
別解

既設盤の充電部を絶縁シートで隔離して接近限界を表示し,作業指揮者を常駐させて充電部への接近を監視させた。

作業前に架空電線との離隔を確認して監視人を置き,介錯ロープでつり荷を誘導させ,つり荷の下を立入禁止とした。

要点(書けていたものにチェック)1-1 (1) 工事名1-1 (2) 工事場所1-1 (3) 電気工事の概要1-1 (4) 工期1-1 (5) この電気工事でのあなたの立場1-1 (6) あなたが担当した業務の内容1-2 1つ目 留意した事項とその理由1-2 1つ目 とった対策又は処置1-2 2つ目 留意した事項とその理由1-2 2つ目 とった対策又は処置
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

記述例は当サイトが作成した架空の工事の例です。ご自身の工事にあてはめて書いてください。管理項目別の例文と書き方のポイント →

解き方

  1. 1-1 は,自分が施工管理を行った電気工事を1つ選び,工事名・場所・概要・工期・立場・業務内容を事実として書く。概要には建物や施設の規模と,電気設備の種類・容量・数量を入れると,工事の規模と内容が採点者に伝わる。
  2. 1-2 は「安全管理上留意した事項とその理由」と「とった対策又は処置」を対にして2つ書く。留意した事項には,その現場の条件(稼働中の施設,道路上の作業,工期の制約など)から何が問題になると考えたかを理由として添える。
  3. 対策又は処置は,誰が・いつ・何を・どのようにしたかが分かるように,方法・時期・数値・確認の手段を入れて書く。2つの対策は内容が重ならないようにする。
  4. 記述例はすべて当サイトが作成した架空の工事。解答では自分が実際に経験した工事について書く(記述例の丸写しは避ける)。
  5. 安全管理では,墜落・感電・飛来落下・重機との接触・第三者災害など,災害の種類を明確にして,その災害を防ぐ設備的な対策と管理的な対策を書く。
引っかけ:工事概要と1-2の内容が合っていない(概要に無い設備の作業を書く),留意事項と対策がかみ合っていない,対策が「注意した」「徹底した」だけで具体性がない記述は減点されやすい。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第二次検定 平成29年度(2017年11月12日(日)実施) 問題1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する