令和元年度 問題1論点:施工経験記述重要度 A未着手

経験記述(安全管理)

これは2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年11月10日(日)実施) 問題1の問題です。論点は「施工経験記述」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘が読めます。

あなたが経験した電気工事について,次の問に答えなさい。

1-1 経験した電気工事について,次の事項を記述しなさい。

(1) 工事名

(2) 工事場所

(3) 電気工事の概要

(4) 工期

(5) この電気工事でのあなたの立場

(6) あなたが担当した業務の内容

1-2 上記の電気工事の現場において,安全管理上,あなたが留意した事項とその理由を2つあげ,あなたがとった対策又は処置を留意した事項ごとに具体的に記述しなさい。

ただし,対策の内容は重複しないこと。また,保護帽の着用及び安全帯(要求性能墜落制止用器具)の着用のみの記述については配点しない。

解答欄

0 / 40 字
0 / 30 字
0 / 120 字
0 / 30 字
0 / 20 字
0 / 40 字
0 / 80 字
0 / 100 字
0 / 80 字
0 / 100 字

ご自身が担当した工事について書きます。本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で記述例と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

経験記述は、受検者が自分の工事について書く問題です。記述例は書き方の参考として見てください。

正解

1-1 (1) 工事名の記述例

○○市立△△小学校校舎改修電気設備工事

19 字
別解

○○病院本館電気設備改修工事

(仮称)○○マンション新築工事のうち電気設備工事

1-1 (2) 工事場所の記述例

○○県△△市□□町2丁目

12 字
別解

○○県△△市□□町1丁目

○○県△△市□□5丁目

1-1 (3) 電気工事の概要の記述例

RC造3階建て,延べ面積4,800m²,照明器具のLED化420台,分電盤の更新14面,自動火災報知設備の更新一式

57 字
別解

RC造地上6階,延べ面積9,200m²,受変電設備の更新(変圧器4台),非常用発電機の更新(300kVA),幹線の更新一式(診療を続けながらの施工)

RC造地上10階,72戸,延べ面積6,300m²,高圧一括受電設備1式,幹線設備,住戸の電灯コンセント設備,インターホン・テレビ共同受信設備

1-1 (4) 工期の記述例

平成30年7月~平成30年8月

15 字
別解

平成29年10月~平成30年9月

平成29年6月~平成30年11月

1-1 (5) この電気工事でのあなたの立場の記述例

現場代理人

5 字
別解

主任技術者

工事主任

1-1 (6) あなたが担当した業務の内容の記述例

電気設備工事の施工管理(工程・品質・安全)と学校との作業日程の調整

33 字
別解

施工計画の作成と,病院との停電・切替え作業の調整

電気設備工事の施工管理と建築・設備各職との工程調整

1-2 1つ目 留意した事項とその理由の記述例

夏休み中も教職員や部活動の児童が校内にいるため,作業区域への立入りや資材の運搬による第三者災害に留意した。

53 字
別解

診療を続けながら幹線を切り替えるため,停電範囲の誤りによる作業員の感電と医療機器への影響に留意した。

10階建ての共用廊下の天井と外壁面で配線を行うため,開口部や足場からの墜落災害の防止に留意した。

1-2 1つ目 とった対策又は処置の記述例

作業区域を仮設の間仕切りで区画して立入禁止を表示し,資材の搬入は児童のいない時間帯に限って誘導員を配置した。

54 字
別解

切替え範囲を単線結線図で病院と確認して手順書を作成し,開閉器に施錠・表示を行い,検電と短絡接地をしてから作業させた。

開口部の手すりの有無を毎朝点検させ,取り外した手すりは作業後に必ず復旧させ,未復旧の箇所は立入禁止とした。

1-2 2つ目 留意した事項とその理由の記述例

教室の天井の照明器具を交換する高所作業が多く,脚立からの墜落災害が起きるおそれがあったため留意した。

50 字
別解

患者や見舞客が通る廊下の天井内で配線作業を行うため,脚立の転倒や資材の落下による第三者災害に留意した。

建築・設備の多くの職種と同時に作業するため,仮設電源の移動電線の損傷による感電災害に留意した。

1-2 2つ目 とった対策又は処置の記述例

脚立に代えて手すり付きの可搬式作業台を使用させ,作業前に職長に作業台の脚の開き止めと設置場所を点検させた。

53 字
別解

作業箇所の周囲をパーティションで囲って通行をう回させ,資材は作業当日に必要な分だけ搬入し,監視員を配置した。

仮設分電盤に漏電遮断器を設けて毎日テストボタンで動作を確認させ,移動電線は床を這わせずに吊って配線させた。

要点(書けていたものにチェック)1-1 (1) 工事名1-1 (2) 工事場所1-1 (3) 電気工事の概要1-1 (4) 工期1-1 (5) この電気工事でのあなたの立場1-1 (6) あなたが担当した業務の内容1-2 1つ目 留意した事項とその理由1-2 1つ目 とった対策又は処置1-2 2つ目 留意した事項とその理由1-2 2つ目 とった対策又は処置
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

記述例は当サイトが作成した架空の工事の例です。ご自身の工事にあてはめて書いてください。管理項目別の例文と書き方のポイント →

解き方

  1. 1-1 は,自分が施工管理を行った電気工事を1つ選び,工事名・場所・概要・工期・立場・業務内容を事実として書く。概要には建物や施設の規模と,電気設備の種類・容量・数量を入れると,工事の規模と内容が採点者に伝わる。
  2. 1-2 は「安全管理上留意した事項とその理由」と「とった対策又は処置」を対にして2つ書く。留意した事項には,その現場の条件(稼働中の施設,道路上の作業,工期の制約など)から何が問題になると考えたかを理由として添える。
  3. 対策又は処置は,誰が・いつ・何を・どのようにしたかが分かるように,方法・時期・数値・確認の手段を入れて書く。2つの対策は内容が重ならないようにする。
  4. 記述例はすべて当サイトが作成した架空の工事。解答では自分が実際に経験した工事について書く(記述例の丸写しは避ける)。
  5. 安全管理では,墜落・感電・飛来落下・重機との接触・第三者災害など,災害の種類を明確にして,その災害を防ぐ設備的な対策と管理的な対策を書く。
引っかけ:工事概要と1-2の内容が合っていない(概要に無い設備の作業を書く),留意事項と対策がかみ合っていない,対策が「注意した」「徹底した」だけで具体性がない記述は減点されやすい。この年度から,保護帽・安全帯(要求性能墜落制止用器具)の着用のみの記述は配点しないと明記された。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年11月10日(日)実施) 問題1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する