令和3年度 問題1論点:施工経験記述重要度 A未着手

経験記述(安全管理)

これは2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年11月14日(日)実施) 問題1の問題です。論点は「施工経験記述」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘が読めます。

あなたが経験した電気工事について,次の問に答えなさい。

1-1 経験した電気工事について,次の事項を記述しなさい。

(1) 工事名

(2) 工事場所

(3) 電気工事の概要

(4) 工期

(5) この電気工事でのあなたの立場

(6) あなたが担当した業務の内容

1-2 上記の電気工事の現場において,安全管理上,あなたが留意した事項とその理由を2つあげ,あなたがとった対策又は処置を留意した事項ごとに具体的に記述しなさい。

ただし,対策の内容は重複しないこと。

なお,保護帽の着用のみ又は安全帯(要求性能墜落制止用器具)の着用のみの記述については配点しない。

解答欄

0 / 40 字
0 / 30 字
0 / 120 字
0 / 30 字
0 / 20 字
0 / 40 字
0 / 80 字
0 / 100 字
0 / 80 字
0 / 100 字

ご自身が担当した工事について書きます。本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で記述例と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

経験記述は、受検者が自分の工事について書く問題です。記述例は書き方の参考として見てください。

正解

1-1 (1) 工事名の記述例

(仮称)○○ビル新築工事のうち電気設備工事

21 字
別解

○○市道△△線道路照明設備工事

○○工業株式会社△△工場増築電気設備工事

1-1 (2) 工事場所の記述例

○○県△△市□□3丁目

11 字
別解

○○県△△市□□地内

○○県○○郡△△町大字□□

1-1 (3) 電気工事の概要の記述例

S造地上5階,延べ面積3,600m²,キュービクル式受変電設備(6.6kV,500kVA)1式,幹線・動力設備,電灯コンセント設備,構内情報通信設備

74 字
別解

LED道路照明灯(ポール高さ10m)36基,地中管路(波付硬質合成樹脂管)1,400m,ハンドホール18基,引込柱2基

S造平屋,延べ面積2,400m²,高圧配電盤2面と変圧器(300kVA)の増設,動力設備(電動機28台)一式,幹線ケーブル1,100m

1-1 (4) 工期の記述例

令和元年8月~令和2年9月

13 字
別解

令和2年6月~令和3年1月

令和元年10月~令和2年5月

1-1 (5) この電気工事でのあなたの立場の記述例

主任技術者

5 字
別解

現場代理人

工事主任

1-1 (6) あなたが担当した業務の内容の記述例

電気設備工事全般の施工管理と協力業者の指導

21 字
別解

工程・安全管理と,道路管理者・警察署との協議

受変電設備・動力設備工事の施工管理と工場側との調整

1-2 1つ目 留意した事項とその理由の記述例

キュービクルを移動式クレーンで屋上へ揚重するため,つり荷の落下や旋回範囲での接触災害に留意した。

48 字
別解

管路の掘削溝が深さ1m程度となり,溝内の作業中に掘削面が崩れて作業員が被災するおそれがあったため留意した。

工場の休日に変圧器の切替えを行うため,誤って送電された回路で作業員が感電するおそれがあることに留意した。

1-2 1つ目 とった対策又は処置の記述例

揚重計画書を作成して作業半径内を立入禁止とし,玉掛けの有資格者と合図者を定めて,風速を確認してから作業させた。

55 字
別解

掘削面に軽量鋼矢板の土留めを設け,作業開始前と降雨後に職長に掘削面と土留めを点検させてから溝内の作業を許可した。

切替え手順書を作成して工場の電気主任技術者と確認し,開放した開閉器に施錠と表示を行い,短絡接地器具を取り付けさせた。

1-2 2つ目 留意した事項とその理由の記述例

同じ階で建築の内装工事が並行しており,上下作業による工具や資材の落下で作業員が被災するおそれがあったため留意した。

57 字
別解

夜間に作業帯を残して工事を中断するため,掘削部や資材への通行人のつまずき・転落事故に留意した。

重量のある変圧器を工場内へ搬入し据え付けるため,運搬中の転倒や手足のはさまれ災害に留意した。

1-2 2つ目 とった対策又は処置の記述例

毎日の作業間調整会議で作業場所を区分して上下作業を避け,やむを得ない箇所は下方を立入禁止として監視人を置いた。

55 字
別解

作業終了時に掘削部を敷鉄板で覆い,作業帯の周囲に保安柵と点滅灯を設け,夜間の巡回点検を行った。

搬入前に床の耐荷重と経路を確認し,チェーンブロックとコロを用いた据付け手順を作業員に周知し,指揮者を定めて作業させた。

要点(書けていたものにチェック)1-1 (1) 工事名1-1 (2) 工事場所1-1 (3) 電気工事の概要1-1 (4) 工期1-1 (5) この電気工事でのあなたの立場1-1 (6) あなたが担当した業務の内容1-2 1つ目 留意した事項とその理由1-2 1つ目 とった対策又は処置1-2 2つ目 留意した事項とその理由1-2 2つ目 とった対策又は処置
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

記述例は当サイトが作成した架空の工事の例です。ご自身の工事にあてはめて書いてください。管理項目別の例文と書き方のポイント →

解き方

  1. 1-1 は,自分が施工管理を行った電気工事を1つ選び,工事名・場所・概要・工期・立場・業務内容を事実として書く。概要には建物や施設の規模と,電気設備の種類・容量・数量を入れると,工事の規模と内容が採点者に伝わる。
  2. 1-2 は「安全管理上留意した事項とその理由」と「とった対策又は処置」を対にして2つ書く。留意した事項には,その現場の条件(稼働中の施設,道路上の作業,工期の制約など)から何が問題になると考えたかを理由として添える。
  3. 対策又は処置は,誰が・いつ・何を・どのようにしたかが分かるように,方法・時期・数値・確認の手段を入れて書く。2つの対策は内容が重ならないようにする。
  4. 記述例はすべて当サイトが作成した架空の工事。解答では自分が実際に経験した工事について書く(記述例の丸写しは避ける)。
  5. 安全管理では,墜落・感電・飛来落下・重機との接触・第三者災害など,災害の種類を明確にして,その災害を防ぐ設備的な対策と管理的な対策を書く。
引っかけ:工事概要と1-2の内容が合っていない(概要に無い設備の作業を書く),留意事項と対策がかみ合っていない,対策が「注意した」「徹底した」だけで具体性がない記述は減点されやすい。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年11月14日(日)実施) 問題1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する