令和2年度 問題1論点:施工経験記述重要度 A未着手

経験記述(工程管理)

これは2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年11月8日(日)実施) 問題1の問題です。論点は「施工経験記述」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘が読めます。

あなたが経験した電気工事について,次の問に答えなさい。

1-1 経験した電気工事について,次の事項を記述しなさい。

(1) 工事名

(2) 工事場所

(3) 電気工事の概要

(4) 工期

(5) この電気工事でのあなたの立場

(6) あなたが担当した業務の内容

1-2 上記の電気工事の現場において,工程管理上あなたが留意した事項とその理由を2つあげ,あなたがとった対策又は処置を留意した事項ごとに具体的に記述しなさい。

解答欄

0 / 40 字
0 / 30 字
0 / 120 字
0 / 30 字
0 / 20 字
0 / 40 字
0 / 80 字
0 / 100 字
0 / 80 字
0 / 100 字

ご自身が担当した工事について書きます。本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で記述例と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

経験記述は、受検者が自分の工事について書く問題です。記述例は書き方の参考として見てください。

正解

1-1 (1) 工事名の記述例

○○工業株式会社△△工場増築電気設備工事

20 字
別解

○○病院本館電気設備改修工事

(仮称)○○マンション新築工事のうち電気設備工事

1-1 (2) 工事場所の記述例

○○県○○郡△△町大字□□

13 字
別解

○○県△△市□□町1丁目

○○県△△市□□5丁目

1-1 (3) 電気工事の概要の記述例

S造平屋,延べ面積2,400m²,高圧配電盤2面と変圧器(300kVA)の増設,動力設備(電動機28台)一式,幹線ケーブル1,100m

67 字
別解

RC造地上6階,延べ面積9,200m²,受変電設備の更新(変圧器4台),非常用発電機の更新(300kVA),幹線の更新一式(診療を続けながらの施工)

RC造地上10階,72戸,延べ面積6,300m²,高圧一括受電設備1式,幹線設備,住戸の電灯コンセント設備,インターホン・テレビ共同受信設備

1-1 (4) 工期の記述例

平成30年11月~令和元年8月

15 字
別解

令和元年5月~令和2年3月

平成30年4月~令和元年9月

1-1 (5) この電気工事でのあなたの立場の記述例

工事主任

4 字
別解

主任技術者

工事主任

1-1 (6) あなたが担当した業務の内容の記述例

受変電設備・動力設備工事の施工管理と工場側との調整

25 字
別解

施工計画の作成と,病院との停電・切替え作業の調整

電気設備工事の施工管理と建築・設備各職との工程調整

1-2 1つ目 留意した事項とその理由の記述例

工場の操業を止められるのが連休の3日間だけで,その間に受電設備の切替えを終える必要があることに留意した。

52 字
別解

病院の停電は休日の6時間に限られ,その間に幹線の切替えを終えないと工程が遅れることに留意した。

住戸の配線を建築の間仕切り工事と同時に進める必要があり,各職の作業が重なって工程が遅れるおそれに留意した。

1-2 1つ目 とった対策又は処置の記述例

切替え手順書を作成して工場と事前に打ち合わせ,作業員を増員し予備品を準備して,2日目までに切替えを終える計画とした。

58 字
別解

切替え手順を時間ごとに定めた計画書を作成して事前にリハーサルを行い,作業員を2班に分けて同時に作業させた。

建築の工程表に合わせて住戸ごとの配管・配線の作業順を決め,2住戸ずつ先行して進める工程とし,進捗を毎日確認した。

1-2 2つ目 留意した事項とその理由の記述例

動力設備の配線が機械設備工事と錯綜し,機械の据付けが遅れると配線の手待ちが生じるおそれに留意した。

49 字
別解

病院の診療の都合で作業できる部屋や時間が限られ,作業の手待ちで工程が遅れるおそれがあったため留意した。

高圧一括受電設備の受電日が決まっており,受電前の検査が遅れると引渡しに影響するため留意した。

1-2 2つ目 とった対策又は処置の記述例

機械設備業者と据付けの順番を調整し,据付けが終わった機械から配線する工程とし,毎週の工程会議で進捗を共有した。

55 字
別解

病院と週ごとに作業可能な部屋と時間を調整して作業予定表を作り,作業できない時間は資材の準備を行った。

受電前の自主検査と試験の日程を早めに計画し,不具合の手直しの期間を見込んで工程表に予備日を設けた。

要点(書けていたものにチェック)1-1 (1) 工事名1-1 (2) 工事場所1-1 (3) 電気工事の概要1-1 (4) 工期1-1 (5) この電気工事でのあなたの立場1-1 (6) あなたが担当した業務の内容1-2 1つ目 留意した事項とその理由1-2 1つ目 とった対策又は処置1-2 2つ目 留意した事項とその理由1-2 2つ目 とった対策又は処置
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

記述例は当サイトが作成した架空の工事の例です。ご自身の工事にあてはめて書いてください。管理項目別の例文と書き方のポイント →

解き方

  1. 1-1 は,自分が施工管理を行った電気工事を1つ選び,工事名・場所・概要・工期・立場・業務内容を事実として書く。概要には建物や施設の規模と,電気設備の種類・容量・数量を入れると,工事の規模と内容が採点者に伝わる。
  2. 1-2 は「工程管理上留意した事項とその理由」と「とった対策又は処置」を対にして2つ書く。留意した事項には,その現場の条件(稼働中の施設,道路上の作業,工期の制約など)から何が問題になると考えたかを理由として添える。
  3. 対策又は処置は,誰が・いつ・何を・どのようにしたかが分かるように,方法・時期・数値・確認の手段を入れて書く。2つの対策は内容が重ならないようにする。
  4. 記述例はすべて当サイトが作成した架空の工事。解答では自分が実際に経験した工事について書く(記述例の丸写しは避ける)。
  5. 工程管理では,工期の制約・機器の納期・他工事との錯綜・天候などの遅れの要因を具体的に挙げ,工程表の工夫・作業の並行化・先行手配・関係者との調整など,遅れを防ぐ手段を書く。
引っかけ:工事概要と1-2の内容が合っていない(概要に無い設備の作業を書く),留意事項と対策がかみ合っていない,対策が「注意した」「徹底した」だけで具体性がない記述は減点されやすい。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年11月8日(日)実施) 問題1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する