令和7年度 問題1論点:施工経験記述重要度 A未着手

施工経験記述(安全管理。問A 運用中で大勢の来客がある現場/問B 関連工事と輻輳する現場)

これは2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年11月9日(日)実施) 問題1の問題です。論点は「施工経験記述」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。

次の問A又は問Bのどちらかを選択して答えなさい。

解答する2項目の記述については,留意すべき事項とその理由,対策又は処置の内容は重複しないこと。

なお,保護帽の着用のみ又は要求性能墜落制止用器具(安全帯)の着用のみの記述については配点しない。

(問A)あなたの電気工事の経験を踏まえ,施設等が運用中で大勢の来客がある現場の電気工事において,安全管理上あなたが留意すべき事項とその理由について,2つ具体的に記述しなさい。

そのうえで,適切な安全管理を実施するために,あなたがとるべき対策又は処置について,その事項ごとに具体的に記述しなさい。

(問B)あなたの電気工事の経験を踏まえ,関連工事と輻輳する現場における電気工事において,安全管理上あなたが留意すべき事項とその理由について,2つ具体的に記述しなさい。

そのうえで,適切な安全管理を実施するために,あなたがとるべき対策又は処置について,その事項ごとに具体的に記述しなさい。

解答欄

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本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

問A 1つ目 留意すべき事項とその理由 模範解答

来客が作業場所に近づくと,資材や工具の落下,脚立の転倒でけがをするおそれがあるため,第三者災害の防止に留意する。

56 字
別解

来客の多い時間帯に資材を搬入すると,台車や資材が来客と接触するおそれがあるため,資材の搬入方法に留意する。

問A 1つ目 とるべき対策又は処置 模範解答

作業場所をパーティションで区画して立入禁止を表示し,出入口に監視員を配置して,来客の動線と作業場所を分ける。

54 字
別解

資材の搬入は開館前や閉館後の時間帯に限り,搬入経路を施設側と決めて誘導員を配置し,台車には荷崩れ防止の固定をする。

問A 2つ目 留意すべき事項とその理由 模範解答

来客の通る通路に仮設の電線を通すと,つまずきや電線の損傷による感電事故のおそれがあるため,仮設配線に留意する。

55 字
別解

施設の運用を続けながら分電盤を改修するため,誤って充電中の回路に触れて作業員が感電するおそれがあることに留意する。

問A 2つ目 とるべき対策又は処置 模範解答

仮設電線は来客の通らない天井側に配線し,床を横断する部分はケーブル保護カバーで覆い,漏電遮断器を設けた回路から供給する。

60 字
別解

改修する回路を図面と現地で施設側と確認し,開閉器に施錠と表示をして,検電器で無電圧を確かめてから作業させる。

問B 1つ目 留意すべき事項とその理由 模範解答

空調・衛生の配管工事と同じ天井内で作業するため,上下作業による工具や資材の落下で作業員が被災するおそれに留意する。

57 字
別解

建築の内装工事の高所作業車が同じ場所を走行するため,作業員との接触やはさまれ災害が起きるおそれに留意する。

問B 1つ目 とるべき対策又は処置 模範解答

毎日の作業間連絡調整で作業場所と時間を調整して上下作業を避け,やむを得ない場合は下方を立入禁止として監視人を置く。

57 字
別解

作業間連絡調整で高所作業車の作業範囲と時間を決めて作業区域を分け,高所作業車の作業範囲には誘導員を配置する。

問B 2つ目 留意すべき事項とその理由 模範解答

他職種が使う仮設電源の移動電線が床に多く,損傷した電線で作業員が感電するおそれがあるため留意する。

49 字
別解

他業者の溶接・溶断作業が近くで行われるため,火花によるケーブルの損傷や火災が起きるおそれに留意する。

問B 2つ目 とるべき対策又は処置 模範解答

仮設分電盤に漏電遮断器を設けて毎日動作を確認させ,移動電線は床を這わせずケーブルハンガーで吊って配線させる。

54 字
別解

溶接作業の予定を共有して近くのケーブルを不燃シートで養生させ,消火器を配置し,作業後に火の元を確認させる。

要点(書けていたものにチェック)問A 1つ目 留意すべき事項とその理由問A 1つ目 とるべき対策又は処置問A 2つ目 留意すべき事項とその理由問A 2つ目 とるべき対策又は処置問B 1つ目 留意すべき事項とその理由問B 1つ目 とるべき対策又は処置問B 2つ目 留意すべき事項とその理由問B 2つ目 とるべき対策又は処置
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. 問題に示された条件の現場について「あなたの経験を踏まえ」て書く。問A・問Bのどちらか一方を選び,その条件だから生じる安全管理上の問題(誰が・どのような災害にあうおそれがあるか)を,理由とともに2つ書く。
  2. 問A(運用中で大勢の来客がある現場)では,来客(第三者)への災害(資材の落下・脚立の転倒・仮設電線でのつまずきや感電)と,運用中の設備での作業員の感電などを挙げ,区画・立入禁止・監視員・作業時間帯の工夫・停電範囲の確認などの対策を書く。
  3. 問B(関連工事と輻輳する現場)では,上下作業による飛来落下,他職種の重機・高所作業車との接触,仮設電源の共用による感電,溶接火花による火災などを挙げ,作業間連絡調整・区域の分離・監視人・漏電遮断器・養生などの対策を書く。
  4. 2項目の留意事項とその理由,対策又は処置はすべて重複しないようにする。保護帽や墜落制止用器具の着用だけの記述は配点されない。
引っかけ:条件と関係のない一般的な安全対策だけを書くと点になりにくい。問Aは「来客(第三者)」,問Bは「他の工事の作業員との混在」が条件の要点。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年11月9日(日)実施) 問題1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する