令和7年度 問題2 設問2-1論点:施工管理上の留意事項重要度 B未着手

施工管理上留意すべき内容(機器の搬入・電線相互の接続・低圧ケーブルの敷設・資材の受入検査・低圧分岐回路の試験・分電盤の取付け)

これは2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年11月9日(日)実施) 問題2 設問2-1の問題です。論点は「施工管理上の留意事項」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。

電気工事に関する次の語句の中から2つ選び,番号と語句を記入のうえ,施工管理上留意すべき内容について,それぞれ2つ具体的に記述しなさい。

1.機器の搬入

2.電線相互の接続

3.低圧ケーブルの敷設

4.資材の受入検査

5.低圧分岐回路の試験

6.分電盤の取付け

解答欄

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本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

1. 機器の搬入(1つ目) 模範解答

搬入経路の床の耐荷重,通路の幅・高さ,開口部の寸法を事前に調査し,搬入計画書を作成する。

44 字
別解

搬入日時を関係者と調整し,道路使用許可が必要な場合は事前に取得して交通誘導員を配置する。

1. 機器の搬入(2つ目) 模範解答

揚重機の能力と作業半径を確認し,合図者を定めて,つり荷の下を立入禁止にして搬入する。

42 字
別解

機器を傷つけないよう梱包・養生を行い,通路の床や壁も養生材で保護して搬入する。

2. 電線相互の接続(1つ目) 模範解答

圧着スリーブや電線コネクタなど電線に適合する材料を用い,適合する工具で確実に接続する。

43 字
別解

接続はボックス内など点検できる場所で行い,電線管や可とう電線管の内部では接続しない。

2. 電線相互の接続(2つ目) 模範解答

電線の強さを20%以上減少させず,接続部は絶縁テープ等で電線の被覆と同等以上に絶縁する。

44 字
別解

接続部の電気抵抗を増やさないよう,被覆のはぎ取りは心線を傷つけない最小限にする。

3. 低圧ケーブルの敷設(1つ目) 模範解答

許容曲げ半径(一般に仕上り外径の6倍以上)を守り,延線ローラ等を用いて無理な張力をかけずに敷設する。

50 字
別解

ケーブルが防火区画を貫通する部分は,認定を受けた工法で耐火処理を行い,区画の性能を確保する。

3. 低圧ケーブルの敷設(2つ目) 模範解答

造営材に沿う場合はサドル等で支持し,水平に敷設する部分は支持間隔を1m以下とする。

41 字
別解

弱電流電線や水道管などと接触しないよう離隔し,ケーブルの両端と要所に行先表示札を付ける。

4. 資材の受入検査(1つ目) 模範解答

搬入された資材の品名・規格・数量が,設計図書や承諾図と合っているかを納品書と照合して確認する。

47 字
別解

ケーブルの太さ・長さや機器の定格値を現物で確認し,監督員の立会いが必要な資材は立会いを受ける。

4. 資材の受入検査(2つ目) 模範解答

外観の傷・変形・汚損を確認し,JISマークや試験成績書で品質を確かめて,検査の記録を残す。

45 字
別解

不合格の資材は合格品と区別して保管し,速やかに場外へ搬出して誤って使用しないようにする。

5. 低圧分岐回路の試験(1つ目) 模範解答

絶縁抵抗計で電路と大地間,電線相互間を測定し,対地電圧150V以下の回路は0.1MΩ以上を確認する。

50 字
別解

測定前に回路に接続された電子機器を切り離し,試験電圧で機器を損傷させないようにして測定する。

5. 低圧分岐回路の試験(2つ目) 模範解答

コンセントの極性と接地の導通,漏電遮断器のテストボタンによる動作を確認する。

38 字
別解

回路ごとに通電して照明の点灯やコンセントの電圧を確認し,分電盤の回路表示と合っているか確かめる。

6. 分電盤の取付け(1つ目) 模範解答

施工図で取付け位置と高さを確認し,アンカーボルト等で堅固に取り付けて水平・垂直を確かめる。

45 字
別解

壁の強度を確認し,重量に応じた補強や支持金物を設けて,地震時に落下・転倒しないよう固定する。

6. 分電盤の取付け(2つ目) 模範解答

盤内の端子は締付けトルクを確認して配線に回路番号を表示し,盤の金属箱には接地工事を施す。

44 字
別解

盤へのケーブルの引込み部はブッシング等で保護し,すき間をふさいで小動物や塵埃の侵入を防ぐ。

要点(書けていたものにチェック)1. 機器の搬入(1つ目)1. 機器の搬入(2つ目)2. 電線相互の接続(1つ目)2. 電線相互の接続(2つ目)3. 低圧ケーブルの敷設(1つ目)3. 低圧ケーブルの敷設(2つ目)4. 資材の受入検査(1つ目)4. 資材の受入検査(2つ目)5. 低圧分岐回路の試験(1つ目)5. 低圧分岐回路の試験(2つ目)6. 分電盤の取付け(1つ目)6. 分電盤の取付け(2つ目)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. それぞれの語句(作業)について,施工の品質・安全・工程を確保するために施工管理上留意すべきことを,具体的な方法・数値・確認の手段を入れて2つ書く。2つは異なる観点(事前の確認と施工中の方法,施工と試験・記録など)にする。
  2. 根拠の例:電線の接続は標仕 第2編 2.1.1(電線に適合する接続材料,管内での接続禁止,絶縁処理),ケーブルの曲げ半径は標仕 表2.10.1(低圧ケーブル(単心以外)は仕上り外径の6倍以上),造営材沿いのケーブルの支持間隔は標仕 表2.10.2(水平に敷設するものは1m以下),ケーブルラックの支持は標仕 第2編 2.10.1(水平支持間隔は鋼製2m以下,その他1.5m以下),地中の管路は標仕 第2編 2.12.4(砂を5cm程度敷き均す,標識シート),電動機端子箱への接続は標仕 第2編 2.15.1(金属製可とう電線管),施工の試験は標仕 第2編 2.18.2(絶縁抵抗,コンセントの極性・接地の導通,電動機の回転方向)。低圧電路の絶縁抵抗値は電技第58条(対地電圧150V以下0.1MΩ以上,300V以下0.2MΩ以上,300V超0.4MΩ以上)。
引っかけ:語句の言い換えや「注意して施工する」「適切に行う」だけの記述は点になりにくい。安全の話だけに偏らず,施工管理(品質・工程・安全)上の内容を具体的に書く。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年11月9日(日)実施) 問題2 設問2-1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する