令和元年度 問題2 設問2-1論点:施工管理上の留意事項重要度 B未着手

施工管理上留意すべき内容(機器の搬入・電線相互の接続・機器の取付け・波付硬質合成樹脂管(FEP)の地中埋設・電動機への配管配線・ケーブルラックの施工)

これは2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年11月10日(日)実施) 問題2 設問2-1の問題です。論点は「施工管理上の留意事項」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。

電気工事に関する次の作業の中から2つを選び,番号と語句を記入のうえ,施工管理上留意すべき内容を,それぞれについて2つ具体的に記述しなさい。

1.機器の搬入

2.電線相互の接続

3.機器の取付け

4.波付硬質合成樹脂管(FEP)の地中埋設

5.電動機への配管配線

6.ケーブルラックの施工

解答欄

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本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

1. 機器の搬入(1つ目) 模範解答

搬入経路の床の耐荷重,通路の幅・高さ,開口部の寸法を事前に調査し,搬入計画書を作成する。

44 字
別解

搬入日時を関係者と調整し,道路使用許可が必要な場合は事前に取得して交通誘導員を配置する。

1. 機器の搬入(2つ目) 模範解答

揚重機の能力と作業半径を確認し,合図者を定めて,つり荷の下を立入禁止にして搬入する。

42 字
別解

機器を傷つけないよう梱包・養生を行い,通路の床や壁も養生材で保護して搬入する。

2. 電線相互の接続(1つ目) 模範解答

圧着スリーブや電線コネクタなど電線に適合する材料を用い,適合する工具で確実に接続する。

43 字
別解

接続はボックス内など点検できる場所で行い,電線管や可とう電線管の内部では接続しない。

2. 電線相互の接続(2つ目) 模範解答

電線の強さを20%以上減少させず,接続部は絶縁テープ等で電線の被覆と同等以上に絶縁する。

44 字
別解

接続部の電気抵抗を増やさないよう,被覆のはぎ取りは心線を傷つけない最小限にする。

3. 機器の取付け(1つ目) 模範解答

機器の重量と取付け面の強度を確認し,アンカーボルト等で堅固に固定して地震時の転倒・移動を防ぐ。

47 字
別解

保守点検に必要な空間を確保し,扉の開閉や操作に支障のない位置に取り付ける。

3. 機器の取付け(2つ目) 模範解答

取付け後に水平・垂直を確認し,機器の金属製外箱には所定の接地工事を施す。

36 字
別解

屋外に取り付ける機器は防水形とし,配線の引込み口を下向きにして雨水の浸入を防ぐ。

4. 波付硬質合成樹脂管(FEP)の地中埋設(1つ目) 模範解答

掘削底の石などを取り除き,良質土又は砂を5cm程度敷き均してから管を敷設し,同質の土砂で締め固める。

50 字
別解

管相互は専用の継手で水が浸入しにくいように接続し,通線しない管の端口には防水栓を付ける。

4. 波付硬質合成樹脂管(FEP)の地中埋設(2つ目) 模範解答

管頂と地表面のほぼ中間に標識シートを設け,後の掘削工事による管の損傷を防ぐ。

38 字
別解

建物への引込み部は屋内に水が入らないようシーリング材等を充てんし,地表には埋設標を設ける。

5. 電動機への配管配線(1つ目) 模範解答

電動機の端子箱に直接接続する部分は,振動を吸収できる金属製可とう電線管を使用して配管する。

45 字
別解

電動機の金属製外箱には接地工事を施し,管端にはブッシングを付けて電線の被覆を保護する。

5. 電動機への配管配線(2つ目) 模範解答

配線後の試運転で回転方向を確認し,逆回転のときは電源側の三相のうち2線を入れ換える。

42 字
別解

電動機の定格電流に見合う太さの電線を用い,端子への接続は圧着端子で確実に締め付ける。

6. ケーブルラックの施工(1つ目) 模範解答

ラックはスラブ等の構造体につりボルトで取り付け,水平支持間隔を鋼製2m以下,その他1.5m以下とする。

51 字
別解

直線部と曲がり部の接続部の近くや,ラックの端部の近くにも支持を設ける。

6. ケーブルラックの施工(2つ目) 模範解答

ラック相互はボルトで機械的・電気的に接続し,自在継手部やエキスパンション部にはボンディングを施す。

49 字
別解

ラックが防火区画を貫通する部分は認定工法で耐火処理を行い,終端部にはエンドカバーを付ける。

要点(書けていたものにチェック)1. 機器の搬入(1つ目)1. 機器の搬入(2つ目)2. 電線相互の接続(1つ目)2. 電線相互の接続(2つ目)3. 機器の取付け(1つ目)3. 機器の取付け(2つ目)4. 波付硬質合成樹脂管(FEP)の地中埋設(1つ目)4. 波付硬質合成樹脂管(FEP)の地中埋設(2つ目)5. 電動機への配管配線(1つ目)5. 電動機への配管配線(2つ目)6. ケーブルラックの施工(1つ目)6. ケーブルラックの施工(2つ目)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. それぞれの語句(作業)について,施工の品質・安全・工程を確保するために施工管理上留意すべきことを,具体的な方法・数値・確認の手段を入れて2つ書く。2つは異なる観点(事前の確認と施工中の方法,施工と試験・記録など)にする。
  2. 根拠の例:電線の接続は標仕 第2編 2.1.1(電線に適合する接続材料,管内での接続禁止,絶縁処理),ケーブルの曲げ半径は標仕 表2.10.1(低圧ケーブル(単心以外)は仕上り外径の6倍以上),造営材沿いのケーブルの支持間隔は標仕 表2.10.2(水平に敷設するものは1m以下),ケーブルラックの支持は標仕 第2編 2.10.1(水平支持間隔は鋼製2m以下,その他1.5m以下),地中の管路は標仕 第2編 2.12.4(砂を5cm程度敷き均す,標識シート),電動機端子箱への接続は標仕 第2編 2.15.1(金属製可とう電線管),施工の試験は標仕 第2編 2.18.2(絶縁抵抗,コンセントの極性・接地の導通,電動機の回転方向)。低圧電路の絶縁抵抗値は電技第58条(対地電圧150V以下0.1MΩ以上,300V以下0.2MΩ以上,300V超0.4MΩ以上)。
引っかけ:語句の言い換えや「注意して施工する」「適切に行う」だけの記述は点になりにくい。安全の話だけに偏らず,施工管理(品質・工程・安全)上の内容を具体的に書く。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年11月10日(日)実施) 問題2 設問2-1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する