施工管理上の留意事項
重要度 B問題2で出題過去問 5問
施工管理上の留意事項は、2級電気工事施工管理技士 第二次検定の平成29年度〜令和7年度(9回)のうち5回で出題された論点です(収録77問中5問・重要度B)。出題されるのは問題2です。
要点:機器の搬入・分電盤の取付け・低圧ケーブルの敷設などの作業について、施工管理上留意すべき内容を書く(2級 問題2)。
覚える要点
- 6つの作業(語句)から2つを選び、施工管理上留意すべき内容を2つずつ書く。出題はH29・R1・R3・R5・R7の奇数年で、機器の搬入・分電盤の取付け・低圧ケーブルの敷設・電動機への配管配線・資材の受入検査・低圧分岐回路の試験が繰り返し出ている(ほかに電線相互の接続・工具の取扱い・ケーブルラックなど)
- 2つの内容は観点を分ける(事前の確認と施工中の方法、施工と試験・記録など)。「注意して施工する」「適切に行う」や語句の言い換えは点になりにくく、具体的な方法・数値・確認の手段を入れる
- 機器の搬入は、搬入経路の床の耐荷重・通路と開口部の寸法の事前調査と搬入計画、揚重機の能力の確認と合図者・立入禁止。資材の受入検査は、品名・規格・数量を設計図書・承諾図と照合、外観の確認とJISマーク・試験成績書による品質の確認と記録
- 低圧ケーブルの敷設は、曲げ半径を仕上り外径の6倍以上とし延線ローラで無理な張力をかけない、造営材に沿って水平に敷設する部分は1m以下ごとに支持。電動機への配管配線は、端子箱との接続に金属製可とう電線管を使い、試運転で回転方向を確認する(逆なら三相のうち2線を入れ換える)
- 分電盤の取付けは、施工図で位置・高さを確認して堅固に固定し水平・垂直を確かめる、端子の締付けを確認し回路番号を表示して接地を施す。低圧分岐回路の試験は、絶縁抵抗(対地電圧150V以下は0.1MΩ以上)の測定と、コンセントの極性・接地の導通・漏電遮断器の動作の確認
- 工具の取扱いは、使用前の外観・コード・接地線の点検、漏電遮断器を設けた回路からの電源とり。当サイトの記述例は1つ60字程度
勉強のしかた:問題2の設問2-1で奇数年に出ている(次は令和9年度の可能性が高い)。語句は10種類程度で同じものが繰り返し出るので、それぞれ標仕の数値(曲げ半径6倍・支持間隔・絶縁抵抗値)や確認の方法を入れた記述を2つずつ準備しておく。第一次検定の施工・試験の知識がそのまま使える。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、施工管理上の留意事項で間違えやすい点を集めました。
- 令和7年度 問題2 設問2-1:語句の言い換えや「注意して施工する」「適切に行う」だけの記述は点になりにくい。安全の話だけに偏らず,施工管理(品質・工程・安全)上の内容を具体的に書く。
この論点の問題
施工管理上留意すべき内容(機器の搬入・電線相互の接続・低圧ケーブルの敷設・資材の受入検査・低圧分岐回路の試験・分電盤の取付け)令和7年度 問題2 設問2-1
施工管理上留意すべき内容(工具の取扱い・機器の搬入・分電盤の取付け・ケーブルラックの施工・電動機への配管配線・引込口の防水処理)令和5年度 問題2 設問2-1
施工管理上留意すべき内容(機器の搬入・分電盤の取付け・低圧ケーブルの敷設・電動機への配管配線・資材の受入検査・低圧分岐回路の試験)令和3年度 問題2 設問2-1
施工管理上留意すべき内容(機器の搬入・電線相互の接続・機器の取付け・波付硬質合成樹脂管(FEP)の地中埋設・電動機への配管配線・ケーブルラックの施工)令和元年度 問題2 設問2-1
施工管理上留意すべき内容(工具の取扱い・分電盤の取付け・低圧ケーブルの敷設・電動機への配管配線・資材の受入検査・低圧分岐回路の試験)平成29年度 問題2 設問2-1
同じ問題で出る論点
問題2では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和7年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。