調相設備(無効電力の調整)
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月8日(日)実施) No.6の問題です。論点は「変電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
変電所の調相設備において,無効電力の調整を行うための機器として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.負荷時タップ切換変圧器(LRT)
解き方
- 4.が不適当である。負荷時タップ切換変圧器(LRT)は,負荷をかけたまま変圧器のタップを切り換えて電圧を調整する機器で,無効電力を調整する調相設備ではない。
- 調相設備には,分路リアクトル(遅れ無効電力),電力用コンデンサ(進み無効電力),静止形無効電力補償装置(SVC),同期調相機などがある。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。分路リアクトルは遅れ無効電力を消費し,軽負荷時の電圧上昇を抑える。
- 2.適当。電力用コンデンサは進み無効電力を供給し,重負荷時の力率改善と電圧降下の軽減に用いる。
- 3.適当。SVC はリアクトルやコンデンサをサイリスタで制御し,無効電力を連続的に調整する。
- 4.不適当。LRT はタップの切換えで電圧を調整する機器である。
引っかけ:調相設備=無効電力を調整する機器(リアクトル・コンデンサ・SVC・同期調相機)。LRT も電圧の調整に使うが,巻数比を変えるもので無効電力は調整しない。
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論点ページ:変電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月8日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する