三相誘導電動機の回転速度
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月8日(日)実施) No.10の問題です。論点は「電気機器」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
三相誘導電動機の特性に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.回転速度は,固定子巻線の極数が多くなるほど速くなる。
解き方
- 4.が不適当である。三相誘導電動機の回転速度は N = Ns(1 − s) = 120f / p × (1 − s)(f:周波数,p:極数,s:滑り)である。
- 極数 p が多くなるほど同期速度が小さくなり,回転速度は遅くなる。例えば 50 Hz では,4 極の同期速度は 1 500 min⁻¹,6 極では 1 000 min⁻¹ である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。回転子が回転磁界より遅れて回る(滑りがある)ので,回転速度は同期速度より遅い。
- 2.適当。周波数が低いほど同期速度 120f / p が小さく,回転速度は遅くなる。
- 3.適当。滑りが小さいほど回転速度は同期速度に近づき速くなる。
- 4.不適当。極数が多くなるほど回転速度は遅くなる。
引っかけ:N = 120f / p × (1 − s)。周波数に比例し,極数に反比例する。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月8日(日)実施) No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する