Δ-Δ結線
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年11月13日(日)実施) No.6の問題です。論点は「電気機器」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
同一定格の単相変圧器3台をΔ-Δ結線し,三相変圧器として用いる場合の記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.第3調波電流が外部に出るので,近くの通信線に障害を与える。
解き方
- Δ-Δ結線では,第3調波電流はΔ結線の巻線の中を循環して外部の線路には出ない。そのため誘導起電力の波形がひずまず,通信線への誘導障害も起こしにくい。よって3が不適当である。
- Δ結線では線間電圧と巻線電圧が等しい。1台が故障しても残り2台でV-V結線として運転を続けられる(出力は約58%に下がる)。一次と二次の線間電圧の間に位相差はない。
- 一方,中性点を接地できないので地絡の検出に工夫が要るという短所がある。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。Δ結線では線間電圧と巻線電圧が等しい。
- 2.適当。1台が故障したときは2台でV-V結線として運転できる。
- 3.不適当。第3調波電流はΔ結線内を循環し,外部には出ないので通信線への障害は起こしにくい。
- 4.適当。Δ-Δ結線では一次と二次の線間電圧に位相差がない。
引っかけ:Δ結線は第3調波の「逃げ道」。Y-Y結線は第3調波が問題になる。Δ-YやY-Δでは一次・二次の電圧に30°の位相差が生じる。
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論点ページ:電気機器の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年11月13日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する