変圧器油に要求される特性
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度 前期(2022年6月12日(日)実施) No.6の問題です。論点は「電気機器」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
変圧器油に要求される特性として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.引火点が低いこと。
解き方
- 変圧器油は,巻線の絶縁と,巻線・鉄心で発生した熱を外へ運ぶ冷却の役割をもつ。そのため,絶縁耐力が大きい,冷却作用(比熱・熱伝導率)が大きい,粘度が低く流れやすい,凝固点が低い,引火点が高い,化学的に安定で劣化しにくいことなどが求められる。
- 引火点が低いと,変圧器の内部で異常が起きたときに油が引火して火災になる危険が大きくなるので,引火点は高いことが求められる。よって4が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。巻線を絶縁するため,絶縁耐力が大きいことが求められる。
- 2.適当。巻線・鉄心の熱を運ぶため,冷却作用が大きいことが求められる。
- 3.適当。寒冷時にも流動性を保つため凝固点が低いことが求められる。
- 4.不適当。火災の危険を小さくするため,引火点は高いことが求められる。
引っかけ:「凝固点は低く,引火点は高く」。低い・高いを入れ替えて出題される。
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論点ページ:電気機器の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度 前期(2022年6月12日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する