変圧器の並行運転の負荷分担
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.6の問題です。論点は「電気機器」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
定格容量が100kV・Aと300kV・Aの変圧器を並行運転し,240kV・Aの負荷に供給するとき,変圧器の負荷分担の組合せとして,適当なものはどれか。
ただし,2台の変圧器は並行運転の条件を満足しているものとする。
解答欄
正解
正解:3.100kV・A変圧器 60kV・A,300kV・A変圧器 180kV・A
解き方
- 並行運転の条件(極性・巻数比が等しく,百分率インピーダンスが等しいなど)を満たしていれば,負荷は定格容量に比例して分担される。
- 容量比は 100:300 = 1:3 なので,100kV・A器は 240×100/(100+300) = 60kV・A,300kV・A器は 240×300/400 = 180kV・A を分担する。
- どちらも定格容量の60%(60/100,180/300)で運転することになり,過負荷にならないことも確かめられる。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。24kV・Aは負荷の1/10で,容量比1:3の分担(1/4)にならない。
- 2.不適当。30kV・Aは負荷の1/8で,容量比に合わない。
- 3.適当。容量比1:3で60kV・Aと180kV・Aに分担する。
- 4.不適当。100kV・A器だけが定格いっぱいになる分担は容量比に合わない。
引っかけ:%インピーダンスが等しければ容量に比例して分担する。%インピーダンスが違うと,小さいほうの変圧器が多く分担する(反比例)。
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→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する