三相誘導電動機の始動法
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月13日(日)実施) No.12の問題です。論点は「電気機器」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
三相誘導電動機の始動法として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.コンデンサ始動法
解き方
- 三相かご形誘導電動機は,定格電圧をそのまま加えると定格電流の数倍の始動電流が流れるので,容量が大きいものは電圧を下げて始動する。主な始動法は全電圧(直入れ)始動,Y-Δ始動,始動補償器(単巻変圧器)始動,リアクトル始動,インバータ始動である。
- コンデンサ始動法は,単相誘導電動機に回転磁界をつくるため補助巻線にコンデンサを入れて位相をずらす始動法で,三相誘導電動機の始動法ではない。よって3が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。始動時はY結線で始動電流と始動トルクを1/3に抑え,加速後にΔ結線に切り換える三相電動機の始動法である。
- 2.適当。小容量の電動機では,定格電圧をそのまま加える全電圧始動が用いられる。
- 3.不適当。コンデンサ始動法は,回転磁界をもたない単相誘導電動機の始動法である。
- 4.適当。単巻変圧器のタップで電圧を下げて始動し,加速後に全電圧に切り換える三相電動機の始動法である。
引っかけ:単相電動機の始動法(コンデンサ始動・分相始動・くま取りコイル)を混ぜてくる。三相は電源だけで回転磁界ができるので,始動の工夫は「電流を抑える」ためである。
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論点ページ:電気機器の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月13日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する