分路リアクトルの目的
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 後期(2019年11月10日(日)実施) No.9の問題です。論点は「変電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
変電所に用いる分路リアクトルに関する次の記述のうち,[ ]に当てはまる語句の組合せとして,適当なものはどれか。
「分路リアクトルは,深夜などの軽負荷時に誘導性の負荷が少なくなったとき,長距離送電線やケーブル系統などの[ア]電流による,受電端の電圧[イ]を抑制するために用いる。」
解答欄
正解
正解:1.ア:進相 イ:上昇
解き方
- 軽負荷時には,送電線やケーブルの静電容量による進相電流が支配的になり,受電端の電圧が上昇する(フェランチ現象)。
- 分路リアクトルは遅相電流をとってこれを打ち消し,電圧上昇を抑える。よって選択肢1が適当である。
- 電力用コンデンサは重負荷時の遅れ電流による電圧低下を抑え,分路リアクトルは軽負荷時の進み電流による電圧上昇を抑える。どちらも無効電力を調整する調相設備である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。進相電流による電圧上昇を抑制する。
- 2.不適当。軽負荷時に問題となるのは電圧の上昇である。
- 3.不適当。分路リアクトル自体が遅相電流をとる機器で,打ち消す対象は進相電流である。
- 4.不適当。進相電流による電圧上昇である。
引っかけ:分路リアクトル=軽負荷時(深夜)の電圧上昇対策。
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論点ページ:変電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 後期(2019年11月10日(日)実施) No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する