V結線の変圧器の利用率
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.6の問題です。論点は「電気機器」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
同容量の単相変圧器2台をV結線により三相負荷に電力を供給するときの変圧器の利用率として,正しいものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.√3/2
解き方
- 単相変圧器1台の容量をPとすると,V結線で供給できる三相容量は√3Pである。
- 設備容量は2Pなので,利用率は √3P÷2P=√3/2(約0.866)となる(選択肢4)。
- V結線では各変圧器に流れる電流が線電流そのものになり,負荷の力率が1でも変圧器の電圧と電流の間に30°の位相差が生じるので,1台当たり定格容量の√3/2しか出力できない。
選択肢ごとの解説
- 1.誤り。計算の誤りである。
- 2.誤り。利用率の逆数であり,1を超えるので利用率にならない。
- 3.誤り。2/3は△結線(3台)に対する台数の比であり,利用率ではない。
- 4.正しい。√3P÷2P=√3/2である。
引っかけ:V結線の出力は△結線の1/√3(約57.7%),利用率は√3/2(約86.6%)。どちらを問われているか確かめる。
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論点ページ:電気機器の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する