品質管理
重要度 B問題2・問題3で出題過去問 5問
品質管理は、1級電気工事施工管理技士 第二次検定の平成30年度〜令和8年度(9回)のうち5回で出題された論点です(収録72問中5問・重要度B)。出題されるのは問題2・問題3です。
要点:品質管理の用語、パレート図・特性要因図・ヒストグラム・管理図、ISO 9000。
覚える要点
- 一覧の4つの語句から2つを選び、それぞれ品質を確保する方法を2つ書く。語句は毎回「資材の管理」が入り、ほかに電線管(金属管・PF管)やケーブルラックの施工、機器・重量機器の取付け、電線相互の接続・盤への電線の接続が出ている
- 資材の管理は、搬入時の受入検査(設計図書・承諾図どおりの品名・規格・数量か、損傷がないかを照合して記録)と、保管の方法(雨水・湿気・直射日光を避ける、ケーブルドラムの歯止めと端末の防湿)の2つに分けて書く
- 電線管の施工は、曲げ半径は管内径の6倍以上・1区間の屈曲は4箇所以下で合計270度以下、金属管の切口はリーマで平滑にして絶縁ブッシングを付ける、管とボックスのボンディング、PF管の支持は隠ぺい1.5m以下・露出1m以下で相互はカップリングで接続、など標仕の数値を入れる
- 重量機器の取付けは、地震力に応じて計算したアンカーボルトで基礎に固定する、天井・壁はインサート等で支持しあと施工アンカーは引抜き強度を確かめる、のように確認の手段まで書く。「アンカーボルトで固定する」だけでは具体性が弱い
- 電線の接続は、適合する圧着スリーブ・圧着端子を規定の工具で圧着し圧着マークを確認する、接続部は絶縁テープ・絶縁キャップで被覆と同等以上に絶縁する、盤の端子は規定トルクで締めてマーキングし張力がかからないよう整線する
- 1つの語句の2つの方法が同じ内容(どちらも「点検する」「支持の話」)にならないようにし、安全に関する内容は品質の方法にならない。ケーブルラックの支持間隔(鋼製2m以下・垂直3m以下)とラック上のケーブルの固定間隔(水平部3m以下・垂直部1.5m以下)を混同しない
勉強のしかた:品質を確保する方法は平成30年度・令和2年度・3年度・5年度・7年度に出ていて、令和3年度以降は労働災害の防止と1年ごとに交互に出ているので、次は令和9年度の可能性が高い。語句がほぼ固定されているので、資材の管理・電線管・ケーブルラック・重量機器・電線の接続について、標仕の数値を入れた記述を2つずつ準備しておく。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、品質管理で間違えやすい点を集めました。
- 令和7年度 問題3:ケーブルラックの支持間隔(鋼製2m以下)とケーブルの固定間隔(水平3m以下)を混同しない。
- 令和5年度 問題2:同じ語句の2つの方法を同じ内容(例:どちらも支持の話)にしない。
- 令和3年度 問題2:重量機器の取付けで「アンカーボルトで固定する」だけでは具体性が弱い。耐震計算・基礎・インサートなど,品質を確かめる手段を加える。
- 令和2年度 問題2:PF管の支持間隔(隠ぺい配管1.5m以下・露出配管1m以下)を金属管(2m以下)と混同しない。
- 平成30年度 問題2:2つの方法が同じ内容(例:どちらも「点検する」)にならないようにする。安全に関する記述は品質の方法にならない。
この論点の問題
適正な品質を確保するための方法(資材の管理・ケーブルラックの施工・重量機器の取付け・盤への電線の接続)令和7年度 問題3
適正な品質を確保するための方法(資材の管理・PF管の施工・重量機器の取付け・電線相互の接続)令和5年度 問題2
適正な品質を確保するための方法(資材の管理・金属管の施工・重量機器の取付け・電線の盤への接続)令和3年度 問題2
適正な品質を確保するための方法(資材の管理・PF管の施工・機器の取付け・電線相互の接続)令和2年度 問題2
適正な品質を確保するための方法(資材の管理・電線管の施工・機器の取付け・電線相互の接続)平成30年度 問題2
同じ問題で出る論点
問題2・問題3では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成30年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。