安全管理
重要度 B問題2・問題3で出題過去問 4問
安全管理は、1級電気工事施工管理技士 第二次検定の平成30年度〜令和8年度(9回)のうち4回で出題された論点です(収録72問中4問・重要度B)。出題されるのは問題2・問題3です。
要点:安全施工サイクル・KYK・TBM、墜落・飛来落下・感電の防止、活線近接作業、足場・高所作業車、特別教育。
覚える要点
- 一覧の4つの作業から2つを選び、労働災害を防止する対策をそれぞれ2つ書く。4つの対策はすべて異なる内容にし、保護帽・墜落制止用器具の着用のみの記述は配点されない
- 作業は毎回「酸素欠乏危険場所での作業」と「(建設機械による)掘削作業」が入り、ほかにクレーン等・移動式クレーンによる揚重作業、高圧活線近接作業、高所作業車での作業、高圧停電作業、電動機械器具を用いた作業が出ている
- 酸素欠乏は、作業開始前に酸素欠乏危険作業主任者に酸素濃度を測定させ18%以上を確かめる、作業中は換気を続け人員点検・監視人の配置をする。掘削は、地山と埋設物の事前調査・試掘、建設機械の旋回範囲の立入禁止と誘導者の配置
- 揚重は、地盤の確認・敷鉄板・アウトリガーの最大張出しによる転倒防止、定格荷重の確認、つり荷の下・旋回範囲の立入禁止と合図者による一定の合図。高圧活線近接は、頭上30cm・躯側と足下60cm以内に接近するおそれがあれば絶縁用防具を装着し、作業指揮者に方法・順序を周知させ直接指揮させる
- 高圧停電作業は、開路した開閉器の施錠・通電禁止の表示・監視人、検電・残留電荷の放電・短絡接地器具による短絡接地。高所作業車は、作業計画と作業指揮者、平坦で堅固な地盤とアウトリガーによる転倒防止。電動機械器具は、感電防止用漏電遮断装置の接続と使用前の点検、移動電線の被覆の点検と防護
- 「注意して作業する」「安全教育を行う」だけでは具体的な対策にならない。作業ごとの危険(転倒・接触・感電・酸欠)に対応した措置を、数値や手順を入れて書く
勉強のしかた:労働災害を防止する対策は令和元年度・4年度・6年度・8年度に出ていて、令和4年度以降は品質の問題と1年ごとに交互に出ている。施工経験記述の安全のテーマにもそのまま使える。酸素欠乏と掘削は毎回入るので必ず準備し、揚重・高圧活線近接・高圧停電・高所作業車について労働安全衛生規則・クレーン等安全規則の数値を入れた対策を2つずつ用意する。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、安全管理で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問題3:「注意して作業する」「安全教育を行う」だけでは具体的な対策にならない。作業ごとの危険(転倒・接触・感電・酸欠など)に対応した措置を,数値や手順を入れて書く。
この論点の問題
労働災害を防止するための対策(移動式クレーン・電動機械器具・酸素欠乏・掘削)令和8年度 問題3
労働災害を防止するための対策(高所作業車・高圧停電・酸素欠乏・掘削)令和6年度 問題3
労働災害を防止するための対策(揚重・高圧活線近接・酸素欠乏・掘削)令和4年度 問題2
労働災害を防止するための対策(揚重・高圧活線近接・酸素欠乏・掘削)令和元年度 問題2
同じ問題で出る論点
問題2・問題3では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成30年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。