電気理論
重要度 B問題4・問題5で出題過去問 3問
電気理論は、1級電気工事施工管理技士 第二次検定の平成30年度〜令和8年度(9回)のうち3回で出題された論点です(収録72問中3問・重要度B)。出題されるのは問題4・問題5です。
要点:電界・磁界と静電容量、直流回路・交流回路・三相交流、電気計測と計器。
覚える要点
- 電線の抵抗はR=ρL/(πr²)で、直径は半径に、kmはmに直して計算する(直径4mm・長さ8km・ρ=1.57×10⁻⁸Ω·mで約10Ω)
- RLC直列回路はZ=√{R²+(XL-XC)²}で電流を求め、有効電力は抵抗だけで消費されるP=I²R(3Ω・XL1Ω・XC5Ω・100Vなら1,200W)。皮相電力・無効電力と区別する
- 並列回路は各枝に同じ電圧が加わる。既知の枝の電流と抵抗から電源電圧を求め、RとXLの枝はベクトル和のインピーダンスで電流を出してから消費電力を計算する
勉強のしかた:計算・五肢択一で令和5年度〜令和7年度に毎年1問出た。第一次検定の電気理論と同じ程度の計算なので、抵抗率・RLC回路・並列回路の消費電力を第一次検定の過去問と合わせて練習しておけば対応できる。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、電気理論で間違えやすい点を集めました。
- 令和7年度 問題5 設問5-1:並列回路は各枝に同じ電圧がかかる。まずR₁から電源電圧を求め,右の枝はRとXLのベクトル和で電流を出す。
- 令和6年度 問題5 設問5-2:有効電力は抵抗Rだけで消費される。皮相電力 E×I(2 000V·A)や無効電力 I²×(XC−XL)(1 600var)と区別する。
- 令和5年度 問題4 設問4-1:断面積は半径(2mm)で計算する。長さ8kmは8 000m,直径4mmは半径2×10⁻³mに直す。ρ=1.57×10⁻⁸ はπ×0.5×10⁻⁸ に近く,計算がきれいに10Ωになる。
この論点の問題
同じ問題で出る論点
問題4・問題5では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成30年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。