施工経験記述(関連工事と輻輳する電気工事の品質管理)
これは1級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月20日(日)実施) 問題2の問題です。論点は「施工経験記述」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
あなたの電気工事の経験を踏まえ,関連工事と輻輳する電気工事において,施工の計画から引き渡しまでの間の品質管理に関して,あなたが特に留意すべき事項とその理由をあげなさい。
その上で,それらに対して,あなたがとるべき対策を具体的に記述しなさい。
ただし,解答は電気工事に附帯する工事を主体に記述しないこと。
解答欄
正解
特に留意すべき事項とその理由 模範解答
天井内で空調ダクトや配管と輻輳するケーブルラック・照明器具の位置の確保。取合いの調整が不十分だと,器具の位置ずれや配線の損傷,手直しが生じるため。
73 字別解
他業者の作業による既設配線・機器の損傷の防止。輻輳する現場では,後工程の作業で施工済みの配線や盤が傷つけられるおそれがあるため。
とるべき対策 模範解答
施工前に関連業者と総合図を作成して位置と施工順序を決め,監督職員の承諾を得る。施工中は取付け位置を総合図と照合し,天井を塞ぐ前に全数を検査して記録する。
76 字別解
施工済みの盤や配線は養生材で保護し,作業予定を共有して接近する作業の前に立会いを求める。引渡し前に絶縁抵抗を測定し,外観を点検して記録する。
要点(書けていたものにチェック)特に留意すべき事項とその理由とるべき対策
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 関連工事(建築・空調・衛生など)と同じ場所・時期に施工する電気工事で,品質に影響する事項(取合い・位置の精度,施工済みの配線や機器の損傷,貫通部の処理など)と理由をあげ,対策を書く。
- 対策には,総合図による事前の調整と承諾,施工順序の取決め,養生,施工後の確認(照合・測定・記録)を具体的に入れる。標仕 第2編 2.1.10(防火区画等の貫通),2.1.12(機器の取付け)などが根拠になる。
引っかけ:工程や安全の内容に偏らず,品質(出来上がりの精度・性能)を確保する対策にする。附帯する建築工事を主体に書かない。
同じ論点の過去問
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論点ページ:施工経験記述の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月20日(日)実施) 問題2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する