アロー形ネットワーク工程(所要工期・最早開始時刻の遅れ)
これは1級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年10月20日(日)実施) 問題3の問題です。論点は「工程管理」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
下記の条件を伴う作業から成り立つ工事のアロー形ネットワーク工程について,次の問に答えなさい。
(1) 所要工期は,何日か。
(2) 作業Gの所要日数が3日増えたとき,作業Lの最早開始時刻は,何日遅れるか。
条件
1. 作業A,B,Cは,同時に着手でき,最初の仕事である。
2. 作業D,Hは,Cが完了後着手できる。
3. 作業Eは,Aが完了後着手できる。
4. 作業F,Gは,B,Dが完了後着手できる。
5. 作業Iは,E,F,Gが完了後着手できる。
6. 作業Jは,Fが完了後着手できる。
7. 作業Kは,F,Hが完了後着手できる。
8. 作業Lは,Iが完了後着手できる。
9. 作業Mは,Jが完了後着手できる。
10. 作業Nは,K,L,Mが完了後着手できる。
11. 作業Nが完了した時点で,工事は終了する。
12. 各作業の所要日数は,次のとおりとする。
A=5日,B=6日,C=4日,D=5日,E=5日,F=6日,G=5日,H=7日,I=6日,J=4日,K=7日,L=5日,M=5日,N=5日
解答欄
正解
| (1) 所要工期 | 31 日 |
|---|---|
| (2) 作業Lの最早開始時刻の遅れ | 2 日 |
解き方
- 最早開始時刻(EST)→最早終了時刻(EFT)を順に求める。A:0→5,B:0→6,C:0→4。D・HはCの後:D 4→9,H 4→11。E:Aの後 5→10。F・GはBとDの後 max(6, 9)=9 から:F 9→15,G 9→14。
- I:E・F・Gの後 max(10, 15, 14)=15 から 15→21。J:Fの後 15→19。K:FとHの後 max(15, 11)=15 から 15→22。L:Iの後 21→26。M:Jの後 19→24。N:K・L・Mの後 max(22, 26, 24)=26 から 26→31。所要工期は31日(C→D→F→I→L→N)。
- Gが3日増えて8日になると,G:9→17。Iの最早開始時刻は max(10, 15, 17)=17 となり,Lの最早開始時刻は 17+6=23日。元の21日から 23−21=2日遅れる(Gのトータルフロートが1日あったので,3日のうち1日は吸収される)。
引っかけ:Gの増加3日がそのまま遅れになるわけではない。G(9→14)はF(9→15)より1日余裕があるので,遅れは2日。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年10月20日(日)実施) 問題3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する