移動式クレーンの作業(資格・立入禁止)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月16日(日)実施) No.31の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
移動式クレーンの作業に関する記述のうち,「労働安全衛生法」及び「クレーン等安全規則」上,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 移動式クレーンでハッカーを用いて玉掛けをした荷が吊り上げられているときは,合図者を除いて,吊り荷の下に労働者が立ち入ることを禁止した。
解き方
- クレーン等安全規則第74条の2では、ハッカーを用いて玉掛けをした荷がつり上げられているときは、つり荷の下への立入りを禁止しなければならない。合図者を除く規定はない。よって(4)が適当でない。
- つり上げ荷重1t以上5t未満の小型移動式クレーンの運転は小型移動式クレーン運転技能講習の修了者が行える(同規則第68条)。つり上げ荷重1t以上の玉掛けは玉掛け技能講習の修了者が行える(同規則第221条)。強風で作業を中止し転倒のおそれがあるときはジブの位置を固定するなどの措置を講じる(同規則第74条の4)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。2.9tは小型移動式クレーンであり、技能講習の修了者が運転できる。
- (2)適当。転倒のおそれがあるときはジブの位置を固定する等の措置を講じる。
- (3)適当。つり上げ荷重1t以上の玉掛けは玉掛け技能講習の修了者が行える。
- (4)適当でない。ハッカーで玉掛けした荷の下は、合図者を含めて立入りを禁止する。
引っかけ:つり荷の下の立入禁止に「合図者は除く」の例外はない。
現行法令との関係:クレーン等安全規則第74条の2の立入禁止の対象は、2025年4月の改正で「労働者」から請負人など労働者以外の者も含む「当該作業場において作業に従事する者」に広がり(禁止する旨の表示その他の方法で禁止する)、2026年4月からは「作業従事者」の用語になった。(4)の「労働者」は現行の「作業従事者」にあたる。この問題の答えは変わらない。
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論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月16日(日)実施) No.31。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する