ノシバの目地張り(床土・目地・目土・刈込み)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年11月17日(日)実施) No.38の問題です。論点は「芝生・花壇」(重要度A・解答の形は4つの選択肢から当てはまるものを全て選ぶ形式)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
本工事のノシバを用いた地被類植栽工に関する記述のうち,適当なものを全て選びなさい。
次の〔工事数量表〕及び〔工事に係る条件〕に基づく造園工事に関して,以下の問題37〜問題40について答えなさい。
〔工事に係る条件〕
・本工事は,関東地方の近隣公園の供用区域において,その一部区域の再整備工事を行うものであり,上記の工事数量表に基づく工事を施工するものである。
・地被類植栽工の数量は,張芝を施工する範囲の総面積である。
・ケヤキは,園内の他の場所に移植するための根回しを行うものである。
・工期は,5月10日から翌年の3月10日までとする。
〔工事数量表〕
| 工種 | 種別 | 細別 | 規格 | 単位 | 数量 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 植栽工 | 高木植栽工 | イチョウ | H(m) 3.0、C(m) 0.12、W(m) 0.8、株立数 ― | 本 | 30 | 支柱取付け |
| 植栽工 | 高木植栽工 | コナラ | H(m) 3.5、C(m) 0.21、W(m) ―、株立数 3本立 | 本 | 10 | 支柱取付け |
| 植栽工 | 地被類植栽工 | ノシバ | 36cm×28cm×10枚 | m² | 1,400 | 目地張り(目土あり) |
| 移植工 | 根回し工 | ケヤキ | H(m) 7.0、C(m) 0.60、W(m) 4.0、株立数 ― | 本 | 3 | 溝掘り式根回し |
解答欄
正解
正解:(1) 植栽箇所の土壌を,耕うん機でよく掘り起こして,雑草や石などを取り除いた。 / (3) 芝を敷き並べた後,芝の葉が半分隠れる程度に目土をかけた。 / (4) 芝生の養生において,草丈が5〜6cmに伸びてきたため,3cm程度に刈り込んだ。
この 3 つを全て選び、ほかは選ばないときに正解です。
解き方
- 芝の張り付けに先立ち,植栽箇所を耕して表土をかき均し,生育に支障となるごみ・がれき・雑草を取り除く(公園緑地工事共通仕様書 2-3-6)。(1)は適当である。
- 本工事の張芝は目地張り(目土あり)である。目地張りは切芝の間に目地(公共建築工事標準仕様書では30mm以内)をとって張る方法で,縦・横とも隙間なく張るのはべた張りである。(2)は適当でない。
- 目土は芝を並べた後に全面に均一にかけ,目地のくぼみを埋める。量は一般に芝の葉が半分程度隠れる程度とされる。養生中の刈込みは,一般に刈込み高さの1.5〜2倍程度に伸びたときに行うとされ,草丈5〜6cmで3cm程度に刈り込むのはこの目安に合う。(3)(4)は適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。耕うんして雑草や石などを取り除いてから芝を張る。
- (2)適当でない。本工事は目地張りなので,切芝の間に目地をとって張る。隙間なく張るのはべた張りである。
- (3)適当。目土は芝の葉が半分程度隠れる程度に均一にかける。
- (4)適当。草丈が5〜6cmに伸びたら3cm程度に刈り込むのは,養生中の刈込みの目安に合う。
引っかけ:〔工事数量表〕の備考「目地張り(目土あり)」を読み落とさない。目地張りとべた張りの違いがねらいである。
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論点ページ:芝生・花壇の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年11月17日(日)実施) No.38。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する