令和5年度 後期 No.37論点:施工計画重要度 A配点 1点未着手

施工計画の現場条件の事前調査

これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月19日(日)実施) No.37の問題です。論点は「施工計画」(重要度A・解答の形は4つの選択肢から当てはまるものを全て選ぶ形式)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

本工事の施工計画を策定する際に実施する現場条件の事前調査事項として,適当なものを全て選びなさい。

次に示す〔工事数量表〕及び〔工事に係る条件〕に基づく造園工事に関して,以下の問題37〜40について答えなさい。

〔工事に係る条件〕

・本工事は,関東地方の近隣公園の供用区域において,上記の工事数量表に基づき施工するものである。

・移植工のヤブツバキは約400m離れた別の公園から移植する。

・延段の施工に当たっては,全て不整形な自然石を使用する。

・工期は2月20日から6月30日までである。

〔工事数量表〕
工種種別細別規格単位数量備考
植栽工高木植栽工ヤマボウシH(m) 3.5、C(m) 0.21、W(m) ―、株立数 3本立本4
植栽工高木植栽工シラカシH(m) 3.5、C(m) 0.18、W(m) 1.0、株立数 ―本20
移植工高木移植工ヤブツバキH(m) 7.0、C(m) 0.80、W(m) 3.0、株立数 ―本5
園路広場整備工石材系舗装工延段W:1.0m L:30.0mm²30
公園施設等撤去・移設工公園施設撤去工公園施設撤去ベンチ基4

解答欄

当てはまるものを全て選んで「採点する」を押してください。正解の数は問題ごとに違います(1 つだけのこともあります)。選んだ組が正解の組とぴったり同じときに正解です。

正解

正解:(1) 地下埋設物の有無 / (2) 建設副産物の処理方法・処理条件 / (3) 移植する高木の運搬路

この 3 つを全て選び、ほかは選ばないときに正解です。

解き方

  1. 施工計画を立てる前の事前調査は、契約条件の確認と現場条件の調査に分けられる。現場条件の調査では、地形・地質・気象、地下埋設物や架空線の有無、用地や近隣の状況、資材や機械の搬入路・運搬路、電力・水の便、建設副産物の処理方法・処理条件(処分場所・受入れ条件など)などを調べる。
  2. 本工事ではヤブツバキを約400m離れた別の公園から移植するので、高木の運搬路の調査が必要である。植栽・延段の掘削のため地下埋設物の有無、ベンチの撤去などで生じる建設副産物の処理方法・処理条件も現場条件として調べる。
  3. 資材に係る費用の変動に基づく変更の取扱い方法(いわゆるスライド条項)は、請負契約書・約款で定める契約条件であり、契約条件の確認事項に当たる。よって(1)(2)(3)が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。植栽や延段の掘削に先立ち、地下埋設物の有無を現場で調査する。
  2. (2)適当。建設副産物の処分場所・処理条件は現場条件の調査事項である。
  3. (3)適当。別の公園から高木を移植するので、運搬路の幅員・高さ制限・交通状況を調査する。
  4. (4)適当でない。資材価格の変動に基づく変更の取扱いは契約条件の確認事項である。
引っかけ:代金の支払い条件、価格変動による変更、不可抗力による損害の扱いなど「お金と契約」に関わるものは契約条件、現地の物理的・社会的条件は現場条件と分ける。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月19日(日)実施) No.37。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する