令和7年度 後期 No.39論点:施工計画重要度 A配点 1点未着手

施工計画の事前調査(現場条件)

これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月16日(日)実施) No.39の問題です。論点は「施工計画」(重要度A・解答の形は4つの選択肢から当てはまるものを全て選ぶ形式)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

本造園工事の施工計画を策定する際に行う現場条件に関する事前調査事項として,適当なものを全て選びなさい。

次に示す〔工事数量表〕及び〔工事に係る条件〕に基づく造園工事に関して,以下の問題37〜問題40について答えなさい。

〔工事に係る条件〕

・本工事は関東地域の近隣公園の供用区域において,上記の工事数量表に基づき施工するものである。

・樹木養生工は,ケヤキの養生のため,植栽基盤改善対策,追肥を行う。

・延段の施工にあたっては,全て不整形な自然石を利用する。

・工期は,10月10日から翌年の3月10日までとする。

〔工事数量表〕
工種種別細別規格単位数量備考
植栽工高木植栽工ヤマボウシH(m) 3.0、C(m) 0.15、W(m) ―、株立数 3本立本10支柱取付け
樹木育成工樹木養生工ケヤキH(m) 17.0、C(m) 2.4、W(m) 16.0、株立数 ―本1
園路広場整備工石材系舗装工延段W:1.0m L:30.0mm²30

解答欄

当てはまるものを全て選んで「採点する」を押してください。正解の数は問題ごとに違います(1 つだけのこともあります)。選んだ組が正解の組とぴったり同じときに正解です。

正解

正解:(1) 地形,地質,土質,地下水,植栽基盤 / (3) 労務の供給,労務環境,賃金の状況

この 2 つを全て選び、ほかは選ばないときに正解です。

解き方

  1. 施工計画のための事前調査は、契約条件の調査と現場条件の調査に分けられる。現場条件の調査には、地形・地質・土質・地下水・植栽基盤などの自然条件と、労務の供給・労務環境・賃金の状況、資材の供給、交通、近隣環境などがある。よって(1)(3)が適当である。
  2. 資材費・労務費の変動に基づく契約変更の取扱い(いわゆるスライド条項)や、かし担保(契約不適合責任)の範囲は、契約書類で確かめる契約条件の調査事項である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。地形・地質・土質・地下水・植栽基盤は現場条件の調査事項である。
  2. (2)適当でない。契約変更の取扱いは契約条件の調査事項である。
  3. (3)適当。労務の供給・労務環境・賃金の状況は現場条件の調査事項である。
  4. (4)適当でない。かし担保の範囲は契約条件の調査事項である。
引っかけ:「契約書・約款を読めば分かること」は契約条件、「現地や周辺で調べること」は現場条件と分ける。
現行法令との関係:「かし担保」は、民法の改正(2020年4月施行)に合わせた公共工事標準請負契約約款の改正(令和元年12月)で、契約不適合に対する担保の責任(契約不適合責任)に改められた。いずれも契約書類で確かめる契約条件の調査事項であり、この問題の答えは変わらない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月16日(日)実施) No.39。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する