規格基準の品質規格の判定(樹皮・葉・根・枝)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月21日(日)実施) No.40の問題です。論点は「樹木の規格・植栽基盤の調査」(重要度A・解答の形は4つの選択肢から当てはまるものを全て選ぶ形式)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
高木植栽工において,「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」における樹木の品質規格の判定に関する記述のうち,適当なものを全て選びなさい。
次の工事数量表及び工事に係る条件に基づく造園工事に関して,以下の問題37〜40について答えなさい。
〔工事に係る条件〕
・本工事は,関東地方の近隣公園の供用区域において,上記の工事数量表に基づき施工するものである。
・公園周辺は主に住宅地で,公園近くには小学校がある。
・工事区域は,造成地である。
・移植するケヤキは,2km離れた圃場で生育している木を移植する。
・工期は4月10日から12月20日までである。
〔工事数量表〕
| 工種 | 種別 | 細別 | 規格 | 単位 | 数量 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 植栽工 | 高木植栽工 | ケヤキ | H(m) 4.0、C(m) 0.15、W(m) 1.2 | 本 | 3 | |
| 移植工 | 高木移植工 | ケヤキ | H(m) 6.0、C(m) 0.40、W(m) 2.5 | 本 | 1 |
解答欄
正解
正解:(1) 樹皮の損傷の一部に痕跡があったが,その痕跡はほとんど目立たず,正常な状態を保っていたため,合格とした。
これ 1 つだけを選んだときに正解です(ほかも選ぶと不正解)。
解き方
- 公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)の品質規格では,樹皮は「損傷がないか,その痕跡がほとんど目立たず,正常な状態を保っていること」とされる。(1)は合格としてよい。
- 葉は「しおれ(変色,変形)や衰弱した葉がなく」,根は「根鉢範囲に細根が多く,乾燥していないこと」,枝は「徒長枝,枯損枝,枝折れ等の処理…が行われていること」とされる。ほかの項目がよくても,その項目の規格を満たさなければ合格にできないので,(2)(3)(4)は適当でない。よって適当なものは(1)である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。痕跡がほとんど目立たず正常な状態なら,樹皮の規格を満たす。
- (2)適当でない。葉にしおれや変色がある時点で葉の規格を満たさない。
- (3)適当でない。根が乾燥していると根の規格を満たさない。
- (4)適当でない。枯損枝が処理されていないと枝の規格を満たさない。
引っかけ:品質規格は項目ごとに判定する。ほかの項目の良さで不足を補うことはできない。
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論点ページ:樹木の規格・植栽基盤の調査の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月21日(日)実施) No.40。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する