樹木の根回し(時期・方法・切断位置)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和元年度 後期(2019年11月17日(日)実施) No.10の問題です。論点は「植栽・移植」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説が読めます。
樹木の根回しに関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 根回しにおける根の切断は,将来の移植時に掘り上げる鉢の外側で行うのがよい。
解き方
- 根回しは、移植の前に根を切って鉢の内側に細根を発生させ、移植後の活着をよくするために行う。そのため根の切断は、将来掘り上げる鉢よりやや小さめの位置(鉢の内側)で行い、新しく出た細根が移植時の根鉢の中に収まるようにする。よって(3)が適当でない。
- 根回しの時期は、根の発生が盛んな春の萌芽前が最もよい。断根式は根巻きをせずに周囲を掘り回して側根を切る方法で、溝掘式(太根の一部を残して環状はく皮し、根巻きをして埋め戻す方法)より簡易である。貴重木や衰弱木は樹勢への影響を抑えるため、2〜3回に分けて行う。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。根回しは発根が盛んな春期(萌芽前)に行うのが最もよい。
- (2)適当。断根式根回しは根元の周囲を掘り回し、側根を切断する方法である。
- (3)適当でない。根の切断は将来掘り上げる鉢の外側ではなく、鉢よりやや小さめの位置で行う。
- (4)適当。貴重木や衰弱木は2〜3回に分けて根回しを行う。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.10造園樹木の植付け(植穴・時期・剪定)
令和8年度 前期 No.11植物の施肥(元肥・お礼肥・硫安・葉面散布)
令和8年度 前期 No.12秋に剪定しても翌年の開花に支障がない花木
令和8年度 前期 No.37ヤマザクラの移植(植付けと八ツ掛支柱)
令和8年度 前期 No.38ケヤキの根回し(溝掘り式)
論点ページ:植栽・移植の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和元年度 後期(2019年11月17日(日)実施) No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する