日本庭園(池泉回遊式庭園の時代と庭園名)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月19日(日)実施) No.1の問題です。論点は「日本庭園・西洋庭園」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
日本庭園に関する次の記述の(A),(B)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものはどれか。
池泉回遊式庭園は,( A )時代に発達した庭園様式で,代表的な庭園の一つとして( B )がある。
解答欄
正解
正解:(3) (A) 江戸 ― (B) 兼六園
解き方
- 池泉回遊式庭園は、池の周りに園路をめぐらせ、歩きながら景色の移り変わりを楽しむ庭園様式で、江戸時代の大名庭園で大きく発達した。代表例が加賀藩前田家の兼六園(金沢市)である。よって(3)が適当である。
- 醍醐寺三宝院庭園は安土桃山時代に豊臣秀吉の指図で造られた池泉庭園、毛越寺庭園は平安時代の浄土式庭園、天龍寺庭園は鎌倉時代末から室町時代初めに夢窓疎石が作庭した池泉庭園であり、いずれも江戸時代の庭園ではない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。醍醐寺三宝院庭園は安土桃山時代の庭園であり、池泉回遊式が発達したのは鎌倉時代ではなく江戸時代である。
- (2)適当でない。毛越寺庭園は平安時代の浄土式庭園であり、時代も様式も合わない。
- (3)適当。池泉回遊式庭園は江戸時代に発達し、兼六園はその代表例である。
- (4)適当でない。天龍寺庭園は夢窓疎石による鎌倉時代末〜室町時代初めの庭園であり、江戸時代の庭園ではない。
引っかけ:浄土式は平安(平等院・毛越寺)、枯山水は室町(龍安寺・大仙院)、池泉回遊式は江戸(兼六園・後楽園・桂離宮)と時代で整理する。
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論点ページ:日本庭園・西洋庭園の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月19日(日)実施) No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する