搬入したナツツバキを2日間現地保管するときの品質管理上の措置
これは1級造園施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年12月2日(日)実施) 問題4 設問(1)(ハ)の問題です。論点は「植栽・移植」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
(ハ) ナツツバキの植栽工に当たり、現地搬入した樹木が直ちに植え込めず、2日間の現地保管が必要になった。この場合、樹木の保管に当たり行うべき品質管理上の措置を具体的に3つ記述しなさい。ただし、仮植えは行わないものとする。
【問題4】品質管理に関する以下の設問(1)、(2)について答えなさい。
(1) 次の工事数量表に基づく造園工事の品質管理に関し、以下の(イ)〜(ハ)について答えなさい。
| 工種 | 種別 | 細別 | 規格 | 単位 | 数量 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 植栽工 | 高木植栽工 | スダジイ | H(m) 3.5、C(m) 0.18、W(m) 1.0、株立数 ― | 本 | 50 | 支柱取付け |
| 植栽工 | 高木植栽工 | ヤマボウシ | H(m) 3.5、C(m) 0.21、W(m) ―、株立数 3本立以上 | 本 | 30 | 支柱取付け |
| 植栽工 | 高木植栽工 | ナツツバキ | H(m) 3.0、C(m) 0.15、W(m) ―、株立数 3本立以上 | 本 | 30 | 支柱取付け |
| 植栽工 | 地被類植栽工 | ノシバ | 36cm×28cm×10枚 | m² | 3,000 | 目地張り(目土あり) |
| 植栽工 | 地被類植栽工 | シバザクラ | 3芽立、コンテナ径9.0cm | 株 | 1,000 |
解答欄
正解
風当たりが弱く直射日光や照り返しを受けない日陰に置き、樹木全体をシートで覆って枝葉からの蒸散を抑える。
51 字樹木は寝かせて重ねたり根鉢に荷重をかけたりせず、根鉢を据えて立て、倒れないよう支えて鉢崩れや枝折れを防ぐ。
枝葉に蒸散抑制剤を散布して、葉からの水分の蒸散を抑える。
根鉢に湿った土をかぶせて覆土するか、ぬらしたむしろで包み、根鉢が乾かないようにする。
42 字樹木は寝かせて重ねたり根鉢に荷重をかけたりせず、根鉢を据えて立て、倒れないよう支えて鉢崩れや枝折れを防ぐ。
枝葉に蒸散抑制剤を散布して、葉からの水分の蒸散を抑える。
根鉢と枝葉に朝夕散水して湿りを保ち、保管中も乾燥の具合を見回って確かめる。
37 字樹木は寝かせて重ねたり根鉢に荷重をかけたりせず、根鉢を据えて立て、倒れないよう支えて鉢崩れや枝折れを防ぐ。
枝葉に蒸散抑制剤を散布して、葉からの水分の蒸散を抑える。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 公園緑地工事共通仕様書(平成30年4月) 第2章2-3-1 3は、やむを得ない理由で当日中に植栽できない樹木は、仮植えするか、または根部を覆土するとともに樹木全体をシート等で被覆して、乾燥や凍結を防ぎ、品質管理に万全を期さなければならないとしている。また同9(5)は、植え付けまでの期間の樹木の損傷、乾燥、鉢崩れを防止するとしている。
- 仮植えは行わない条件なので、保管場所の選定(風当たり・直射日光・照り返しを避ける)、根鉢の覆土やぬらしたむしろでの被覆、樹木全体のシートでの被覆、散水、根鉢を崩さない置き方、蒸散抑制剤の散布(使用剤・方法は監督職員の承諾を得る。同2-3-1 6)などから3つを書く。
同じ論点の過去問
平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年12月2日(日)実施) 問題4 設問(1)(ハ)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する