寸法規格(ソメイヨシノの枝張Wの算定)
これは1級造園施工管理技士 第二次検定 平成29年度(2017年12月3日(日)実施) 問題4 設問(2)(イ)の問題です。論点は「樹木の規格・植栽基盤の調査」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
(イ) 下図は現場に搬入されたソメイヨシノのうち1本の立面図及び樹冠投影図である。図の(A)〜(D)の測定値は下表のとおりとなった。このソメイヨシノにおける「W」の値を答えなさい。
【問題4】次の工事数量表に基づく造園工事の品質管理に関する以下の設問(1)〜(3)について答えなさい。
(2)「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」の寸法規格及び品質規格に関し、以下の(イ)、(ロ)について答えなさい。

〔工事数量表〕
| 工種 | 種別 | 細別 | 規格 | 単位 | 数量 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 植栽工 | 高木植栽工 | ナツツバキ | H(m) 3.0、C(m) 0.15、W(m) ―、株立数(B.N) 3本立以上 | 本 | 40 | 支柱取付け |
| 植栽工 | 高木植栽工 | ソメイヨシノ | H(m) 3.5、C(m) 0.18、W(m) 1.5 | 本 | 20 | 支柱取付け |
| 植栽工 | 地被類植栽工 | マツバギク | 3芽立 | 株 | 150 | コンテナ径9.0cm |
| 移植工 | 高木移植工 | シラカシ | H(m) 5.0、C(m) 0.40、W(m) 1.8 | 本 | 5 | 支柱取付け |
解答欄
正解
| ソメイヨシノのW | 1.6 m(1.6m も正解) |
|---|
解き方
- 公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)の定義では、枝張(W)は樹木の四方面に伸長した枝の幅をいい、測定方向により幅に長短がある場合は最長と最短の平均値とする。なお、一部の突出した枝は含まない。
- 図の(B)2.2mと(C)1.9mは、突出した枝の先まで含めた幅なので使わない。突出した枝を除いた樹冠(破線)の幅は、横方向が(A)1.8m、縦方向が(D)1.4mで、これが最長と最短になる。
- W=(1.8+1.4)÷2=1.6m。工事数量表のソメイヨシノの規格W1.5m以上を満たしている。
引っかけ:突出した枝を含む(B)2.2m・(C)1.9mの平均(2.05m)や、最長の値だけ(1.8m)にしない。Wは突出した枝を除いた最長と最短の平均。
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論点ページ:樹木の規格・植栽基盤の調査の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第二次検定 平成29年度(2017年12月3日(日)実施) 問題4 設問(2)(イ)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する