平成28年度 問題4 設問(3)(ロ)論点:土壌・肥料重要度 A未着手

表土を仮置き場所に堆積する際に品質を確保するための留意事項

これは1級造園施工管理技士 第二次検定 平成28年度(2016年12月4日(日)実施) 問題4 設問(3)(ロ)の問題です。論点は「土壌・肥料」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

(ロ) 本工事では表土を有効活用するために仮置きを行うが、仮置き場所において表土を堆積する際に、表土の品質を確保するため留意すべき事項を記述しなさい。(ただし、堆積後の保護養生上の留意事項(「雨による流失を防ぐためシートを掛ける」など)は除く。)

【問題4】次の工事数量表に基づく造園工事の品質管理に関する以下の設問(1)〜(4)について答えなさい。

〔工事に係る条件〕

・表土保全工は、良質な表土を今後の工事の植栽用土として活用するため、表土を掘削し、現場に近接する場所に運搬して、仮置きして保全するものである。

(3) 植栽土壌に関する以下の(イ)、(ロ)に答えなさい。

〔工事数量表〕
工種種別細別規格単位数量備考
敷地造成工表土保全工表土掘削―m³1,000運搬・仮置きを含む
植栽工高木植栽工コナラH(m) 3.0、C(m) 0.14、W(m) ―、株立(B.N) 3本立以上本30支柱取付け
植栽工地被類植栽工タマリュウ5芽立株900コンテナ径7.5cm
移植工高木移植工ヤマモモH(m) 4.0、C(m) 0.40、W(m) 3.0、株立(B.N) ―本1支柱取付け、溝掘り式根回し実施済

解答欄

0 / 60 字

本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

表土を堆積する際の留意事項 模範解答

表土は乾いた状態で扱い、重機で踏み固めないよう高く積み上げすぎず、緩く堆積する。

40 字
別解

下層土やがれき・根株などを混ぜないよう、表土だけを分けて堆積する。

堆積高さは監督職員の指示に従い、内部が酸欠で還元状態にならないよう低めに積む。

堆積地の表面は短辺方向に3〜5%の排水勾配をつけて滞水させず、端部の法面は緩く仕上げる。

要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. 表土保全工は植栽に適した肥沃な表土を植栽用土壌として確保するもので、表土を堆積して保管する場合は、堆積高さ、表面の養生について監督職員の指示によるとされる(公園緑地工事共通仕様書(平成27年4月) 第1章1-3-2、令和8年6月版も同じ)。
  2. 表土盛土材を仮置きする場合は、堆積地の表面を短辺方向に3〜5%の表面排水勾配とし、端部の法面勾配を1:1.8未満とする。堆積期間中に還元状態の進行や性状の劣化が認められた場合は監督職員と協議する(同 1-5-6)。
  3. 表土は、湿った状態で重機を走らせたり高く積んだりすると締め固まって団粒構造が壊れ、内部が酸欠になって劣化する。堆積するときは乾いた状態で扱い、重機で踏み固めず、高く積みすぎず、下層土・がれき・根株を混ぜない。
引っかけ:シートを掛ける、種子を吹き付けるなど堆積後の保護養生は除外されている。堆積する作業そのもの(締固め・高さ・水分・異物の混入)に関する留意事項を書く。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第二次検定 平成28年度(2016年12月4日(日)実施) 問題4 設問(3)(ロ)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する