植栽基盤の調査(土壌硬度・透水性の判定)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年9月7日(日)実施) 問題B No.7の問題です。論点は「樹木の規格・植栽基盤の調査」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
植栽基盤の調査に関する次の(イ),(ロ)の記述について,(A),(B)に当てはまる数値の組合せとして,適当なものはどれか。
(イ) 長谷川式土壌貫入計を用いて,対象土壌の硬度を測定したところ,深さ20cm〜30cmの土層で連続してS値が(A)であったため,土壌硬度に関しては植栽基盤として不良と判定した。
(ロ) 長谷川式簡易現場透水試験器を用いて,対象土壌の透水性を測定したところ,最終減水能が(B)であったので,土壌透水性に関しては植栽基盤として良と判定した。
解答欄
正解
正解:(2) (A) 0.7〜1.0(cm/drop) ― (B) 120(mm/hr)
解き方
- 長谷川式土壌貫入計のS値(cm/drop)は,おもりを1回落としたときの貫入量で,値が小さいほど土が硬い。一般に、S値1.5〜4.0cm/dropが根の伸長に良好な硬さとされ、1.0cm/drop未満は根の伸長が妨げられる硬さ(0.7cm/drop以下は根がほとんど入らない固結した状態)とされる。よって不良と判定される(A)は0.7〜1.0(cm/drop)である。
- 長谷川式簡易現場透水試験器の最終減水能(mm/hr)は,値が大きいほど透水性がよい。最終減水能は、一般に100mm/hr以上で透水性が良好、30mm/hr未満で不良とされる。良と判定される(B)は120(mm/hr)であり,(2)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。(A)は正しいが、最終減水能25mm/hrでは透水性が良とは判定されない。
- (2)適当。S値0.7〜1.0cm/dropは硬すぎて不良、最終減水能120mm/hrは透水性良である。
- (3)適当でない。S値1.5〜4.0cm/dropは植栽基盤として良好な硬さであり、不良とは判定しない。
- (4)適当でない。S値1.5〜4.0cm/dropは良好な硬さであり、不良とは判定しない。
引っかけ:S値は「1回の落下で何cm入るか」なので、小さいほど硬い。山中式土壌硬度計の指標硬度(mm)は大きいほど硬く、向きが逆になる。
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論点ページ:樹木の規格・植栽基盤の調査の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年9月7日(日)実施) 問題B No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する