令和8年度 問題B No.7論点:樹木の規格・植栽基盤の調査重要度 A配点 1点未着手

植栽基盤の調査(土壌硬度と透水性の判定)

これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題B No.7の問題です。論点は「樹木の規格・植栽基盤の調査」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

植栽基盤の調査に関する次の(イ),(ロ)の記述について,(A),(B)に当てはまる「良」,「不良」の組合せとして,適当なものはどれか。

(イ)長谷川式土壌貫入計を用いて,対象土壌の硬度を測定したところ,深さ20cm~30cmの土層で,S値が0.6cm/drop~0.8cm/dropの範囲で連続していたので,植栽基盤として(A)と判定した。

(ロ)長谷川式簡易現場透水試験器を用いて,対象土壌の透水性を測定したところ,最終減水能が8mm/hrであったので,植栽基盤として(B)と判定した。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) (A) 不良 ― (B) 不良

解き方

  1. 長谷川式土壌貫入計では,1回の落下(drop)で貫入する深さS値(cm/drop)で土壌の硬さを評価し,値が小さいほど硬い。一般に、S値1.5〜4.0cm/dropが根の伸長に良好な硬さとされ、1.0cm/drop未満は根の伸長が妨げられる硬さ(0.7cm/drop以下は根がほとんど入らない固結した状態)とされる。S値0.6〜0.8cm/dropの層が連続していると,硬い層が続いて根の伸長が妨げられるので,(A)は不良である。
  2. 長谷川式簡易現場透水試験器では,最終減水能(mm/hr)で透水性を評価し,値が大きいほど透水性がよい。最終減水能は、一般に100mm/hr以上で透水性が良好、30mm/hr未満で不良とされる。8mm/hrは不良である。(B)も不良となり,(4)が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。S値0.6〜0.8cm/dropの連続は硬すぎ,最終減水能8mm/hrは透水性不良で,どちらも良ではない。
  2. (2)適当でない。(A)の土壌硬度は根の伸長を阻害する硬さであり,良とはいえない。
  3. (3)適当でない。最終減水能8mm/hrは30mm/hrを大きく下回り,透水性は不良である。
  4. (4)適当。土壌硬度・透水性ともに植栽基盤として不良と判定する。
引っかけ:S値は大きいほど軟らかい。値が小さい(1回で少ししか入らない)ほど硬い土である。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題B No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する