令和7年度 問題A No.32論点:工程管理重要度 A配点 1点未着手

工程・原価・品質の一般的な関係

これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年9月7日(日)実施) 問題A No.32の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

工程,原価,品質の一般的な関係を示した図のうち,適当なものはどれか。

(1)〜(4)の4つの立体グラフ。いずれもY軸は原価(上ほど高い),X軸は工程(右ほど施工がはやい),Z軸は品質(手前左下ほど良い)で,原点は0。各図に3本の曲線がある。左側のY-Z面の曲線(品質と原価)は,(1)(2)(3)では品質が良いほど原価が高く,品質が下がると原価は下がって底をはう形。(4)は同様に下がるが原点近くで急に上がる形。右側のX-Y面の曲線(工程と原価)は,(1)は施工をはやくするほど原価が加速度的に上がる形,(2)は施工をはやくすると原価が下がって最小となり,さらにはやくすると再び上がる下に凸の形,(3)ははやくするほど原価が上がり上がり方が緩やかになる形,(4)ははやくするほど原価が下がり続ける形。下側のX-Z面の曲線(工程と品質)は,(1)(2)(4)では施工をはやくするほど品質が悪くなり,悪くなり方が緩やかになる形,(3)ははやくすると品質が悪くなった後,さらにはやくすると良くなる山形。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) (2)の図

解き方

  1. 品質と原価:品質を良くしようとすると原価は高くなる。
  2. 工程と原価:施工速度を上げると原価は下がるが,ある速度(経済速度)を超えて突貫工事にすると原価は急に上がる。したがって下に凸の曲線になる。
  3. 工程と品質:施工速度を上げるほど品質は悪くなる。
  4. この3つの関係をすべて満たすのは(2)の図であり,(2)が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。工程と原価の曲線が,はやくするほど原価が上がり続ける形になっており,経済速度で原価が最小となる関係を表していない。
  2. (2)適当。品質と原価,工程と原価(下に凸),工程と品質の関係がすべて一般的な関係を表している。
  3. (3)適当でない。工程と原価が単調に上がる形で,工程と品質も施工をはやくすると品質が良くなる部分がある。
  4. (4)適当でない。工程と原価がはやくするほど下がり続ける形で,突貫工事で原価が上がる関係を表していない。品質と原価の曲線も品質が悪い側で原価が急に上がる形になっている。
引っかけ:工程と原価は「U字(下に凸)」。最も安くなる施工速度が経済速度。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年9月7日(日)実施) 問題A No.32。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する