令和5年度 問題B No.29論点:安全管理重要度 A配点 1点未着手

移動式クレーンの作業

これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題B No.29の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は4つの選択肢から当てはまるものを全て選ぶ形式)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

移動式クレーンの作業に関する記述として,適当なものを全て選びなさい。

次の工事数量表及び工事に係る条件に基づく造園工事に関して,以下の問題24〜29について答えなさい。

〔工事に係る条件〕

・本工事は関東地方の地区公園の未供用区域において,上記の工事数量表に基づき,広場を整備するものである。

・高木植栽工(A)においては,防火植栽用樹木を植栽する。

・根回し工のケヤキは,本公園の供用区域内に植栽されているものについて,次年度以降に本公園の未供用区域に移植することを予定している。

・高木移植工のクスノキは,本公園の供用区域内に植栽されているものを掘り取り,約100m運搬して植え付ける。

・高木植栽工及び高木移植工においては,移動式クレーンを用いて作業を行うものとする。

・工期は9月1日から翌年の3月10日までである。

〔工事数量表〕
工種種別細別規格単位数量備考
植栽工高木植栽工ヤマボウシH(m) 3.0、C(m) 0.15、W(m) ―、株立数 3本立本4
植栽工高木植栽工カツラH(m) 3.5、C(m) 0.18、W(m) 1.5、株立数 ―本4
植栽工高木植栽工(A)H(m) *、C(m) *、W(m) *、株立数 *本20
植栽工中低木植栽工アジサイH(m) 0.3、C(m) ―、W(m) ―、株立数 3本立本15
植栽工地被類植栽工ノシバ―m²200
移植工根回し工ケヤキH(m) 7.0、C(m) 0.60、W(m) 4.0、株立数 ―本2溝掘式根回し
移植工高木移植工クスノキH(m) 5.0、C(m) 0.60、W(m) 2.0、株立数 ―本2
園路広場整備工コンクリート系舗装工平板舗装―m²300
サービス施設整備工ベンチ・テーブル工スツール―基2
遊戯施設整備工現場打遊具工砂場枠―式1

解答欄

当てはまるものを全て選んで「採点する」を押してください。正解の数は問題ごとに違います(1 つだけのこともあります)。選んだ組が正解の組とぴったり同じときに正解です。

正解

正解:(1) 地盤が軟弱で転倒するおそれがあったので,転倒を防止するために必要な広さ及び強度を持つ鉄板を敷設し,その上に移動式クレーンを設置し,作業を実施した。 / (4) 荷を吊り上げる際,地面から荷がわずかに浮いた状態で停止し,機体の安定や玉掛けの状態などを確認した。

この 2 つを全て選び、ほかは選ばないときに正解です。

解き方

  1. クレーン等安全規則第70条の3により、地盤が軟弱で移動式クレーンが転倒するおそれのある場所では作業を行ってはならないが、転倒を防止するため必要な広さ及び強度を有する鉄板等を敷設し、その上に設置しているときは作業できる。(1)は適当である。
  2. 同規則第71条により、一定の合図を定め、合図を行う者を指名して合図を行わせる。合図者が複数いると運転者が誰の合図に従うべきか混乱するので、合図者は1人とするのが原則である。(2)は適当でない。
  3. 荷を吊り上げるとブームがたわみ、作業半径が大きくなって荷が外側へ振れる。フックの位置は作業半径の少し内側にして吊り上げる。(3)は適当でない。荷がわずかに地面から浮いた状態(地切り)でいったん停止し、機体の安定や玉掛けの状態を確認する(4)は適当である。よって(1)(4)である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。必要な広さ及び強度を持つ鉄板を敷き、その上に設置すれば作業できる。
  2. (2)適当でない。合図者は1人を指名し、その者に合図を行わせる。
  3. (3)適当でない。ブームのたわみで荷は外側へ移動するので、フックは作業半径の少し内側に置く。
  4. (4)適当。地切りの段階でいったん止めて、機体の安定や玉掛けの状態を確認する。
引っかけ:たわみで荷は外へ出る。だからフックは「内側」。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題B No.29。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する