令和3年度 問題B No.24論点:造園植物重要度 A配点 1点未着手

生垣植栽に用いる樹木(管理施設の遮蔽)

これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.24の問題です。論点は「造園植物」(重要度A・解答の形は4つの選択肢から当てはまるものを全て選ぶ形式)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

当該造園工事において,生垣植栽に用いる樹木として,適当なものを全て選びなさい。

次の工事数量表及び工事に係る条件に基づく造園工事に関して,以下の問題24〜29について答えなさい。

〔工事に係る条件〕

本工事は関東地方の近隣公園の未供用区域(既存樹木あり)において,上記の工事数量表に基づき施工するものである。

生垣植栽は,公園内にある高さ2mの管理施設を景観上,公園利用者から年間を通して見えないように遮蔽するため,周辺を取り囲む形で植栽するものである。

移植工のイチョウは,開園区域内に生育しているもので,根回しは行っていない。

モニュメントは,公園外の工場で製作されたものを搬入し,設置する。

公園施設撤去は,コンクリート製の基礎部分を含めて公園外に搬出し,処分する。

工期は6月1日から翌年の3月10日までである。

〔工事数量表〕
工種種別細別規格単位数量備考
植栽工高木植栽工ケヤキH(m) 5.0、C(m) 0.21、W(m) 1.5、株立数 ―本1*
植栽工高木植栽工クスノキH(m) 4.0、C(m) 0.4、W(m) 1.8、株立数 ―本3*
植栽工高木植栽工イヌシデH(m) 4.0、C(m) 0.25、W(m) ―、株立数 2本立本20*
植栽工高木植栽工ヤマボウシH(m) 3.0、C(m) 0.15、W(m) ―、株立数 3本立本1*
植栽工高木植栽工コナラH(m) 3.5、C(m) 0.21、W(m) ―、株立数 3本立以上本10*
植栽工高木植栽工*H(m) *、C(m) *、W(m) *、株立数 *本*生垣植栽
移植工高木移植工イチョウW(m) 6.0、L(m) 0.4、W(m) 2.0、株立数 ―本2*
樹木整姿工高中木整姿工イチョウW(m) 10.0、L(m) 1.5、W(m) 10.0、株立数 ―本5*
修景施設整備工モニュメント工モニュメント御影石製10t基1
公園施設等撤去・移設工公園施設撤去工公園施設撤去木製複合遊具式1

解答欄

当てはまるものを全て選んで「採点する」を押してください。正解の数は問題ごとに違います(1 つだけのこともあります)。選んだ組が正解の組とぴったり同じときに正解です。

正解

正解:(1) サザンカ / (3) サンゴジュ

この 2 つを全て選び、ほかは選ばないときに正解です。

解き方

  1. 条件から、生垣は高さ2mの管理施設を年間を通して遮蔽するためのものである。したがって、冬も葉を落とさない常緑樹で、刈込みに耐え、2mを超える高さの生垣に仕立てられる樹種が適する。
  2. サザンカは常緑広葉樹で刈込みに強く、2m程度以上の生垣に広く用いられる。サンゴジュは常緑広葉樹で葉が厚く密に茂り、高さのある生垣や防火樹として用いられる。
  3. サツキツツジは常緑だが樹高1m程度までの低木で、2mの施設を遮蔽する高さの生垣にはならない。ナツツバキは落葉樹で、冬季は葉を落として遮蔽できない。よって適当なものは(1)と(3)である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。常緑で刈込みに強く、高さ2m以上の生垣に仕立てられる。
  2. (2)適当でない。常緑だが低木で、2mの施設を遮蔽する高さにならない。
  3. (3)適当。常緑で葉が密に茂り、高い生垣(防火垣)に用いられる。
  4. (4)適当でない。落葉樹のため、冬季に遮蔽できない。
引っかけ:「年間を通して」=常緑、「高さ2mを隠す」=高木性で高生垣になる樹種。サツキは低木、ナツツバキは落葉。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する