広義・狭義の費用概念の説明
これは建設業経理士1級 財務諸表 第31回(2022年9月11日(日)実施) 第1問 問1(配点 8点)の問題です。論点は「収益・費用の概念と費用配分の原則」(重要度B・解答の形は記述(各問 200〜300 字以内、原稿用紙形式))。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
費用概念に関する以下の問に答えなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。
問1 広義および狭義それぞれの立場における費用概念を説明しなさい。(200 字)
解答欄
正解
模範解答
広義の立場では、資本の払戻しによるものを除き、所有者持分を減少させる一切の原因を費用とみる。したがって財・用役の生産に伴う減少額のほか、災害や盗難のように生産活動と結びつかない原因で生じた減少額も費用となる。狭義の立場では、財・用役の生産に関連して生じた所有者持分の減少額だけを費用と捉え、災害や盗難などによる減少額は費用から切り離して損失とする。損失を費用に含めるか否かが両者の分かれ目である。
198 字要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。
解き方
- 広義の定義(資本の払戻し以外の一切の持分減少額)を書き、生産活動と無関係な減少額も含まれる例を添える。
- 狭義の定義(財・用役の生産に関連した減少額に限定)を「これに対し」で対比し、災害・盗難は損失として区別されると書く。
- 最後に両者の違いを一文で要約する。
引っかけ:広義の定義で「資本の払戻しを除く」を落とすと減資や配当まで費用に含まれてしまう。狭義では何が費用から除かれるか(損失)を必ず例示する。
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論点ページ:収益・費用の概念と費用配分の原則の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第31回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 財務諸表 第31回(2022年9月11日(日)実施) 第1問 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する