第38回 第1問 問1論点:原価管理・実行予算・原価企画重要度 B配点 10点未着手

工事別実行予算の機能

これは建設業経理士1級 原価計算 第38回(2026年3月8日(日)実施) 第1問 問1(配点 10点)の問題です。論点は「原価管理・実行予算・原価企画」(重要度B・解答の形は指定字数以内の論述(問1・問2 各10点))。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

次の問に解答しなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。

問1 工事別実行予算の機能について説明しなさい。(300 字)

解答欄

0 / 300 字本試験は解答用紙のマス目に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は目安です。本試験と同じく、定義 → 理由や違い → 結論の順に書くと要点が入りやすくなります。

正解

模範解答

建設業の生産現場は工事ごとに期間が限られ、個性をもつため、原価管理は工事別に編成する実行予算を中核として行われる。その機能は三つに整理できる。第一に、実行予算は現場管理者も加わって達成可能な目標として作られるので、現場を動機づけるとともに、コスト・コントロールの起点となる。第二に、期間予算で定めた全社の目標利益は個々の工事が生む利益の積み上げによって達成されるから、実行予算により工事ごとの利益目標を確定することが、利益計画を具体的に達成するための基礎となる。第三に、実行予算は作業所や工種といった管理責任区分に対応させて編成されるので、責任会計制度を効果的に運用する手段となる。

291 字
要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。

解き方

  1. 前提(工事は期間有限で個性をもつ→工事別実行予算が原価管理の中核)を一〜二文で示し、機能は三つと宣言する。
  2. ①コスト・コントロールの出発点、②利益計画達成の基礎、③責任会計の推進手段、の順に、それぞれ編成の仕方(現場参加・期間予算との関係・責任区分との対応)を理由として添える。
  3. 前提 70 字+各機能 75 字前後で配分する。
引っかけ:コスト・コントロールだけで終わらせない。利益計画(期間予算の目標利益を工事別に落とす)と責任会計(管理責任区分との対応)を必ず入れる。作成手順や事前原価の種類は機能ではない。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 原価計算 第38回(2026年3月8日(日)実施) 第1問 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する