第33回 第1問 問1論点:原価管理・実行予算・原価企画重要度 B配点 10点未着手

建設業で用いられる事前原価の種類

これは建設業経理士1級 原価計算 第33回(2023年9月10日(日)実施) 第1問 問1(配点 10点)の問題です。論点は「原価管理・実行予算・原価企画」(重要度B・解答の形は指定字数以内の論述(問1・問2 各10点))。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

次の問に解答しなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。

問1 建設業で用いられる事前原価の種類について説明しなさい。(250 字)

解答欄

0 / 250 字本試験は解答用紙のマス目に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は目安です。本試験と同じく、定義 → 理由や違い → 結論の順に書くと要点が入りやすくなります。

正解

模範解答

事前原価とは、工事などの行為を始める前に測定する原価であり、建設業では見積原価、予算原価、標準原価の三種類が用いられる。見積原価は、受注の獲得や請負価格の設定のために算定される原価で、建設業固有の積算と関係が深いが、原価調査の結果であるため原価計算制度とは結びつかない。予算原価は実行予算のように現実の企業行動を想定した原価、標準原価は原価能率を高める尺度として設定する原価である。この二つは予算管理・原価管理の制度としてシステム化されて機能するため、原価計算制度内の原価概念と位置づけられる。

247 字
要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。

解き方

  1. 事前原価の定義を示し、見積原価・予算原価・標準原価の三種類があることを宣言する。
  2. 三つを順に「何のために算定するか」で書き分ける。見積原価は請負価格の設定(積算)、予算原価は企業行動の計画、標準原価は原価能率の尺度。
  3. 見積原価は制度外、予算原価・標準原価は制度内という位置づけの対比で締める。
引っかけ:事前原価=見積原価だけで終わらない。三種類それぞれの目的と、原価計算制度との結びつきの有無(見積原価は制度外、予算・標準原価は制度内)が採点要素になる。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 原価計算 第33回(2023年9月10日(日)実施) 第1問 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する