鉄骨構造の部材(添え板・スタッド)
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度 前期(2022年6月12日(日)実施) No.6の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄骨構造に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 添え板(スプライスプレート)は,梁のウェブの座屈防止のために設ける補強材である。
解き方
- 添え板(スプライスプレート)は,柱や梁の継手で母材どうしをつなぐために,接合部の両側に当てて高力ボルトで締め付ける板である。ウェブの座屈防止のために設けるのはスチフナーなので,(2)が不適当である。
- フィラープレートは板厚の差による隙間を埋める板,頭付きスタッドは鉄骨梁と床スラブを一体化させ合成梁とするための部材である。柱には形鋼等の単一材の柱のほか,溶接組立箱形断面柱などの組立柱がある。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。フィラープレートは板厚差による隙間を埋めるために挿入する。
- (2)適当でない。添え板は継手で部材どうしをつなぐ板で,ウェブの座屈防止にはスチフナーを設ける。
- (3)適当。柱には単一材の柱と組立柱がある。
- (4)適当。頭付きスタッドは鉄骨梁と床スラブを一体化するシアコネクターである。
引っかけ:座屈防止はスチフナー,継手は添え板(スプライスプレート),隙間埋めはフィラープレート。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.2鉄筋コンクリート構造の柱・梁の配筋
令和8年度 前期 No.7鉄骨構造の特徴
令和8年度 前期 No.8鉄骨構造の部材(ダイアフラム・裏当て金)
令和8年度 前期 No.9基礎杭の種類と特徴
令和8年度 前期 No.10荷重及び外力(積雪・積載・地震・風)
論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度 前期(2022年6月12日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する