施工経験記述

重要度 A問題6で出題過去問 8問

施工経験記述は、2級管工事施工管理技士 第二次検定の平成28年度〜令和7年度(10回)のうち8回で出題された論点です(収録93問中8問・重要度A)。出題されるのは問題6です。

要点:自分が経験した管工事について、工事の概要と、工程・品質・安全などの管理項目ごとに、特に留意した事項とその対策を書く。

覚える要点

  • 設問1は工事名(管工事と分かる名称)、工事場所(都道府県と市区町村)、設備工事概要、現場での立場又は役割(現場代理人・主任技術者など)を書く
  • 設備工事概要は工事種目(空調・給排水衛生など)、新築・改修の別、主要機器の能力・台数、建物の構造・階数・延べ面積などを数値で書き、設問2・設問3で取り上げる機器・配管を含めて本文と食い違わないようにする
  • 設問2・設問3は品質管理・工程管理・安全管理のうち2つが年度で組み合わされ、それぞれ「状況→特に重要と考えた事項」と「措置・対策」を書く。工程管理に品質や安全の話を書くなど、テーマを取り違えない
  • 品質管理は漏れ・詰まり・結露などを防ぐ事項を挙げ、勾配・試験圧力・保持時間・吊り間隔などの数値と確かめ方を書く(例:排水管の満水試験は最小30分保持、冷媒管は窒素ガスで気密試験をしてから保温)
  • 工程管理は工期の制約(学校の休業期間、執務中の建物、他工事との取合い、機器の納期)を数値で示し、工程表の作成、早期発注、先行施工、作業班の増員・並行作業、工程会議での確認などを書く
  • 安全管理は防ぐ災害(脚立・作業台からの墜落、揚重、火気、酸素欠乏、熱中症など)を特定し、作業台の使用、立入禁止の区画、火気使用の管理、酸素濃度18%以上の換気、暑さ指数(WBGT)の確認などを書く
  • 措置は「注意した」「徹底した」で終わらせず、何をどの数値で行ったかまで書く。解答欄の字数は示されないので、当サイトの記述例は事項80〜100字、措置120字程度を目安にしている

勉強のしかた:令和5年度まで毎年必須の問題6で、令和6・7年度は出題がなかった。品質・工程・安全の3テーマで自分の工事の記述をあらかじめ作り、工事概要の機器・数量と本文の数値をそろえて書けるようにしておく。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、施工経験記述で間違えやすい点を集めました。

  • 令和5年度 問題6:設問2は「品質管理」、設問3は「安全管理」で、テーマが違う。設問2に工程や安全の話を書かない。工事概要の機器と設問の記述を一致させる。
  • 令和4年度 問題6:設問2は「工程管理」、設問3は「品質管理」で、テーマが違う。工程管理の措置に品質の試験の話だけを書かない。工事概要の機器・配管と設問の記述を一致させる。
  • 令和3年度 問題6:設問2は「工程管理」、設問3は「安全管理」で、テーマが違う。設問2に品質や安全の話を書かない。工事概要の機器と設問の記述を一致させる。
  • 令和2年度 問題6:設問2は「品質管理」、設問3は「安全管理」で、工程の話を書かない。品質管理の措置を「注意した」「徹底した」で終わらせず、数値と確認方法まで書く。工事概要の機器・配管と設問の記述を一致させる。
  • 令和元年度 問題6:設問2は「品質管理」なので工程や安全の対策を書かない。設問3は「工程管理」なので品質の話にしない。工事概要の機器・配管と設問の記述を一致させる。
  • 平成30年度 問題6:設問2(工程管理)に品質や安全の話を書かない。設問3(安全管理)に工程の短縮などを書かない。工事概要の機器と設問の記述を一致させる。

この論点の問題

出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和7年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。