アスファルト舗装の損傷と原因
これは2級舗装施工管理技術者 一般試験 令和8年度(2026年6月28日(日)実施) 問21の問題です。論点は「維持修繕」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
アスファルト舗装の損傷とその原因の1つとして考えられる項目の組合せとして、不適当なものはどれか。
[損傷] ― [原因]
解答欄
正解
正解:(2) コルゲーション ― モルタル分のすり減り
解き方
- コルゲーションは道路の縦断方向に規則的に生じる波状の凹凸で、主な原因は混合物の安定性不足(アスファルト量の過多、細粒分過多など)や層間の接着不良である(舗装設計便覧・舗装施工便覧 破損の種類と原因)。
- モルタル分のすり減りは、骨材の露出や飛散(すり減り・ポリッシング)の原因であり、コルゲーションの原因ではない。よって (2) が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。構造物周辺では締固めが不十分になりやすく、混合物層の締固め不足は構造物との段差の原因となる。
- (2)不適当。コルゲーションの原因は混合物の安定性不足や層間接着不良であり、モルタル分のすり減りではない。
- (3)適当。車輪走行部の亀甲状ひび割れは、路床・路盤の支持力低下など構造的な原因で生じる。
- (4)適当。基層の剥離により上の層が破壊され、ポットホールが生じることがある。
引っかけ:表面のすり減り系の損傷(骨材飛散・ポリッシング)と変形系の損傷(コルゲーション・わだち掘れ)の原因を区別する。
同じ論点の過去問
令和8年度 問20アスファルト舗装の調査(測定機器)
令和8年度 問22構造設計が必要となる補修工法
令和7年度 問21ポーラスアスファルト舗装の骨材飛散の補修
令和7年度 問22打換え工法の施工上の留意点
令和6年度 問22アスファルト舗装の損傷と発生原因
論点ページ:維持修繕の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 一般試験 令和8年度(2026年6月28日(日)実施) 問21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する