コンクリート舗装(目地・骨材・敷きならし)
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問47の問題です。論点は「コンクリート舗装」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
セメント・コンクリート舗装に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) コンクリート中の塩化物イオンの総量は、一般的に0.30kg/cm³以下となるようにする。
解き方
- コンクリート中の塩化物イオンの総量は、鋼材の腐食を防ぐため、原則として0.30kg/m³以下とする(コンクリート標準示方書、JIS A 5308)。本試験の冊子は単位を「kg/cm³」と印刷しているが、1cm³あたり0.30kgはコンクリートそのものの重さ(約0.0023kg/cm³)よりはるかに大きく、規定として意味をなさない。「kg/m³」の誤植とみられ、数値0.30は規定どおりなので (4) が適当である。
- 注入目地材は2回に分けて注入するが、注入後の表面高さは、夏期はコンクリート版の表面と同じ程度、冬期は若干低くなる程度とする。粗骨材のすり減り減量は一般に35%以下で、積雪寒冷地でタイヤチェーンなどによる激しい摩耗作用を受ける場合は25%以下が望ましい。鉄網を用いる普通コンクリート版は、鉄網の位置で上下2層に分けて敷きならす。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。注入後の表面高さは夏期は版面と同じ程度、冬期は若干低くなる程度とする。
- (2)不適当。激しい摩耗を受ける場合のすり減り減量は25%以下が望ましい(一般は35%以下)。
- (3)不適当。鉄網を用いる場合は、一般に鉄網の位置で上下2層に分けて敷き均す。
- (4)適当。塩化物イオンの総量は一般に0.30kg/m³以下とする(本試験の「cm³」は m³ の誤植とみられる)。
引っかけ:35%は一般の規定値で、激しい摩耗を受ける場合は25%に下がる。(4) は冊子の単位の印刷(kg/cm³)が誤植で、規定値の0.30そのものは正しい。
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論点ページ:コンクリート舗装の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問47。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する