平成29年度 問30論点:コンクリート舗装重要度 A配点 1点未着手

舗装コンクリート版の養生

これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問30の問題です。論点は「コンクリート舗装」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

舗装コンクリート版の養生に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) 真空養生は、コンクリートの粗面仕上げに引き続いて行い、真空養生完了後、後期養生を行う。

解き方

  1. 真空コンクリート工法では、敷きならし・締固め・荒仕上げの後に真空マットをかぶせてコンクリート中の余剰水を吸い出し、水セメント比を下げて初期強度を高める。真空処理の後に表面を平たん仕上げ・粗面仕上げし、後期養生に移る。
  2. 真空マットで表面を覆う工程を粗面仕上げの後に行うと、仕上げたきめを乱してしまう。よって「粗面仕上げに引き続いて行い」とした(3)が不適当である。
  3. 転圧コンクリート版は単位水量が少なく締め固めた直後から自立し、強度の発現も早いので、普通コンクリート版より養生期間が短く、(1)(2)は転圧コンクリート版の特徴に合う。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。転圧コンクリート版は強度の発現が早く、普通コンクリート版(普通ポルトランドセメント2週間・早強1週間)より短い養生期間で交通開放できる。
  2. (2)適当。転圧コンクリート版は転圧直後から自立しており、表面を荒らさない限り小型車の低速走行は差し支えない。
  3. (3)不適当。真空処理は荒仕上げに引き続いて行い、その後に平たん仕上げ・粗面仕上げを行ってから後期養生に移る。粗面仕上げの後ではない。
  4. (4)適当。真空養生は水セメント比を下げて初期強度を高めるので、早期交通開放が必要な場合などに用いられる。
引っかけ:真空処理は表面を仕上げる前の工程。養生の名が付いていても、粗面仕上げの後に行うものではない。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する