令和元年度 問題3論点:土工重要度 A未着手

植生・構造物による法面保護工

これは2級土木施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年10月27日(日)実施) 問題3の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

植生による法面保護工と構造物による法面保護工について,それぞれ1つずつ工法名とその目的又は特徴について解答欄に記述しなさい。ただし,解答欄の(例)と同一内容は不可とする。

(1) 植生による法面保護工

(2) 構造物による法面保護工

解答欄

0 / 20 字
0 / 70 字
0 / 20 字
0 / 70 字

本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

(1) 植生による法面保護工の工法名 模範解答

張芝工

3 字
別解

植生マット工

植生基材吹付工(厚層基材吹付工)

種子散布工

植生筋工

(1) 植生による法面保護工の目的又は特徴 模範解答

芝を法面の全面に張り付けて目串で固定するので,施工直後から雨水による法面の侵食を防止できる。

46 字
別解

(植生マット工)種子・肥料を付けたマットで法面を覆うので,施工直後から侵食を防止でき,種子の流失も少ない。

(植生基材吹付工)生育基盤材を厚さ3~10cmに吹き付けるので,土壌の硬い切土法面や岩盤の法面でも緑化できる。

(種子散布工)種子・肥料・ファイバー等を水と混ぜてポンプで散布し,広い法面を短時間で緑化して侵食を防ぐ。

(目的)法面を植物で覆って雨水による表面の侵食や凍上による崩落を防ぎ,緑化によって景観を良くする。

(2) 構造物による法面保護工の工法名 模範解答

ブロック張工

6 字
別解

吹付枠工(現場吹付法枠工)

モルタル吹付工

プレキャスト枠工

グラウンドアンカー工

(2) 構造物による法面保護工の目的又は特徴 模範解答

法勾配1:1.0より緩い,粘着力のない土砂や崩れやすい粘土などの法面にブロックを張り,風化や侵食を防止する。

54 字
別解

(吹付枠工)鉄筋を配した枠をモルタル等の吹付けで造り,湧水のある法面や長大な法面の表層部の崩落を防止する。

(モルタル吹付工)亀裂の多い岩など植生に適さない法面にモルタルを吹き付け,風化と落石・侵食を防止する。

(プレキャスト枠工)コンクリート製の枠を法面に組み,中詰めと併せて法面表面の侵食や表層のはく落を防止する。

(グラウンドアンカー工)引張材を安定した地盤に定着して緊張力を与え,法面のすべり崩壊を抑止する。

要点(書けていたものにチェック)(1) 植生による法面保護工の工法名(1) 植生による法面保護工の目的又は特徴(2) 構造物による法面保護工の工法名(2) 構造物による法面保護工の目的又は特徴
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. 道路土工-切土工・斜面安定工指針の法面保護工の分類による。植生工は種子散布工・客土吹付工・植生基材吹付工・張芝工・植生マット工・植生筋工・植生土のう工など。法面を植物で覆って雨水による侵食を防ぎ,凍上崩落を抑え,緑化で景観を良くする。
  2. 構造物工はモルタル・コンクリート吹付工,ブロック張工,コンクリート張工,吹付枠工,プレキャスト枠工,石積・ブロック積擁壁工,かご工,グラウンドアンカー工など。植生だけでは安定しない法面で,風化・侵食・表層の崩落を防ぎ,擁壁工やアンカー工は土圧やすべりに抵抗する。
  3. 工法名と,その工法の目的か特徴を組にして書く。解答欄の(例)は問題冊子にも解答試案にも示されていないので,よく知られた工法を複数覚えておき,(例)と重ならないものを選ぶ。
引っかけ:植生工の欄に「モルタル吹付工」,構造物工の欄に「張芝工」のように分類を取り違えない。目的は「法面を保護する」だけでなく,侵食・風化・崩落など何を防ぐかまで書く。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年10月27日(日)実施) 問題3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する