令和6年度 前期 No.2論点:土質力学重要度 B配点 1点未着手

土の粒径加積曲線の読み取り

これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月2日(日)実施) No.2の問題です。論点は「土質力学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図の土の粒径加積曲線に関する下記の文章中の[  ]の(イ),(ロ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。

粒径加積曲線Ⓑの土質は,粒径加積曲線Ⓐの土質に比べて

シルトの割合は[ (イ) ]。

礫の割合は[ (ロ) ]。

土の粒径加積曲線の図。縦軸は通過質量百分率(%)で0〜100,横軸は粒径(mm)の対数目盛で0.001〜100。曲線Ⓐ(▲印):粒径約0.075mmで0%,約0.1mmで約1%,約0.25mmで約7%,約0.425mmで約30%,約0.85mmで約77%,約2mmで100%となる,細かい粒径から急に立ち上がる曲線。曲線Ⓑ(●印):粒径約0.007mmで約1%,約0.01mmで約2%,約0.02mmで約2%,約0.03mmで約5%,約0.05mmで約7%,約0.075mmで約8%,約0.1mmで約10%,約0.25mmで約18%,約0.425mmで約24%,約0.85mmで約34%,約2mmで約55%,約4.75mmで約78%,約9.5mmで約90%,約19mmで約97%,約26.5mmで約98%,約37.5mmで100%となる,なだらかな曲線。2つの曲線は粒径約0.4mm付近で交わる。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) (イ) 多い ― (ロ) 多い

解き方

  1. 地盤材料の工学的分類方法(JGS 0051)では,シルトは粒径0.005〜0.075mm,砂は0.075〜2mm,礫は2〜75mmである。
  2. 曲線Ⓐは粒径0.075mmで通過質量百分率が0%,2mmで100%なので,シルトも礫もほとんど含まない砂である。
  3. 曲線Ⓑは0.075mmで約8%,0.005mm付近で約1%なのでシルトを約7%含み,2mmで約55%なので礫を約45%含む。よってⒷはⒶに比べてシルトも礫も多く,(1)が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。Ⓑはシルトを約7%,礫を約45%含み,どちらもほぼ0%のⒶより多い。
  2. (2)適当でない。Ⓑは2mm通過率が約55%で礫を約45%含むので,礫は多い。
  3. (3)適当でない。Ⓑは0.075mm通過率が約8%でシルトを含むので,シルトは多い。
  4. (4)適当でない。シルト・礫ともにⒷのほうが多い。
引っかけ:曲線の位置だけで粗い・細かいを判断しがちである。区分の粒径(0.005・0.075・2mm)で縦軸の通過率を読み,その差で各区分の割合を求める。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月2日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する