基礎地盤の改良工法
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月3日(日)実施) No.4の問題です。論点は「土質調査・軟弱地盤対策」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
基礎地盤の改良工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 押え盛土工法は,軟弱地盤上の盛土の計画高に余盛りし沈下を促進させ早期安定性をはかる。
解き方
- 押え盛土工法は、盛土本体の側方(法尻部)に小段状の盛土を設け、すべりに抵抗するモーメントを増やして盛土のすべり破壊を防ぐ工法である(道路土工-軟弱地盤対策工指針)。
- 計画高より余分に盛土(余盛り)して沈下を促進させ、後で余盛りを取り除くのは載荷重工法(サーチャージ工法)であるので、(3) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。深層混合処理工法は、固化材と軟弱土を地中で混合して安定処理土を造る。
- (2)適当。地下水位を下げて有効応力を増やし、圧密を促して地盤の強度を高める。
- (3)適当でない。余盛りで沈下を促進するのはサーチャージ工法。押え盛土は側方に盛ってすべりを防ぐ。
- (4)適当。薬液が土粒子間に浸透・固結し、透水性を減らして強度を高める。
引っかけ:押え盛土は「側方に盛る(すべり対策)」、サーチャージは「上に余分に盛る(沈下促進)」と、盛る位置と目的で区別する。
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論点ページ:土質調査・軟弱地盤対策の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月3日(日)実施) No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する