薬液注入工事の施工管理
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.54の問題です。論点は「下水道」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下水道における,薬液注入工事の施工管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 薬液注入工事においては,注入箇所から20m以内に複数の地下水監視のために井戸を設置して,注入中のみならず注入後も一定期間,地下水を監視する義務がある。
解き方
- 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(昭和49年建設省官技発第160号)では、地下水の水質監視のための採水地点を、注入箇所からおおむね10m以内に少なくとも数箇所設けるとしている。
- 監視は注入前・注入中に加え、注入後も一定期間(工事終了後2週間は毎日1回以上、その後半年間は月2回以上)行う。
- よって「20m以内」とする (1) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。正しくは観測井は注入箇所からおおむね10m以内に数箇所設ける。
- (2)適当。注入量500kℓ以上の大型工事では流量積算計を設置して水ガラスの使用量を確認する。
- (3)適当。25m以上の大深度削孔では、二重管ストレーナー工法はパーカッション削孔より精度が低い。
- (4)適当。調合水は原則水道水とし、使えない場合はpH5.8〜8.6の水を用いるのが望ましい。
引っかけ:水質監視の距離「10m以内」と、大型工事の目安「500kℓ以上」の数値をセットで押さえる。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.54。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する