明り掘削の作業(事業者の遵守事項)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題B No.11の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
土工工事における明り掘削の作業にあたり事業者が遵守しなければならない事項に関する次の記述のうち,労働安全衛生法令上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 土止め支保工の部材の取付け等については,切りばり及び腹おこしは,脱落を防止するため,矢板,くい等に確実に取り付けるとともに,圧縮材(火打ちを除く)の継手は,重ね継手としなければならない。
解き方
- 労働安全衛生規則 第371条第2号は、土止め支保工の圧縮材(火打ちを除く)の継手を「突合せ継手」とすると定める。
- 「重ね継手」とした(3)が誤りである。点検者による点検(第358条第1号)、土止め支保工・防護網・立入禁止(第361条)、誘導者の配置(第365条)は規定どおりである。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。第358条により作業開始前・大雨の後・中震以上の地震の後に点検させる。
- (2)正しい。第361条により土止め支保工、防護網、立入禁止等の措置を講じる。
- (3)誤り。圧縮材(火打ちを除く)の継手は重ね継手ではなく突合せ継手とする。
- (4)正しい。第365条により後進接近・転落のおそれがあるときは誘導者に誘導させる。
引っかけ:前半の「矢板、くい等に確実に取り付ける」は正しく、文末の継手の種類だけが誤っている。
現行法令との関係:安衛則第361条は2025年4月1日施行の改正(令和6年厚生労働省令第80号)で立入禁止の対象が「労働者」から作業に従事する者(2026年4月1日以降は「作業従事者」)に広がり、第365条も「労働者の作業箇所」が「当該作業箇所」に改められた。この問題の答えは変わらない。
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論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題B No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する