令和3年度 問題4 設問4-2論点:配電重要度 B未着手

単相3線式の配電線路の変圧器の一次電流

これは2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年11月14日(日)実施) 問題4 設問4-2の問題です。論点は「配電」(重要度B・解答の形は四肢択一・記述)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

次の計算問題を答えなさい。

4-2 図に示す配電線路の変圧器の一次電流I₁〔A〕の値として,正しいものはどれか。

ただし,負荷はすべて抵抗負荷であり,変圧器と配電線路の損失及び変圧器の励磁電流は無視する。

単相変圧器の結線図。一次側は単相2線式6,600Vで,一次電流I₁〔A〕が矢印で示されている。二次側は中性線を持つ単相3線式で,上側の100Vに19.8kWの抵抗負荷,下側の100Vに13.2kWの抵抗負荷が接続されている。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:3.5.0 A

解き方

  1. 損失を無視するので,変圧器の一次側の電力は二次側の負荷の合計に等しい。負荷はすべて抵抗負荷(力率1)なので,負荷の合計は 19.8+13.2=33.0kW。
  2. 一次側は単相2線式6,600Vなので,I₁=33,000W÷6,600V=5.0A。
  3. (電流で確かめる)二次側の電流は上側が 19,800÷100=198A,下側が 13,200÷100=132A。一次巻線と二次側の100Vの巻線1つの巻数比は 6,600:100=66:1 で,二次側の2つの巻線は直列なので,起磁力(アンペアターン)の釣り合いから I₁=(198+132)÷66=5.0A。電力から求めた値と一致する。

選択肢ごとの解説

  1. 1.誤り。
  2. 2.誤り。
  3. 3.正しい。I₁=(19.8+13.2)×10³÷6,600=5.0A。
  4. 4.誤り。
引っかけ:二次側の電圧(100V)ではなく一次側の6,600Vで割る。単相3線式の2つの負荷を別々に計算しても,一次側では合計の電力で考えればよい。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年11月14日(日)実施) 問題4 設問4-2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する